万人受けしない
書くと悩みもなんにもないお気楽な人間に思われちまいそうなのですが、横になってだいたい5分もしないうちに寝てしまうことがほとんどです。わりと地震の30秒前に目が覚めるのですけどめんどくさがりなのでいつも「本棚が倒れてから起きよう」と決めてて本棚…
去年から森見登美彦さんの小説を少しづつ読みはじめています。既に去年末には読み終えてはいるものの、面白いの一言で済ますにはもったいないくらいの、しかしどう感想を書いていいのか言葉がなかなか浮かばない「夜は短し歩けよ乙女」(角川書店・2006)と…
死んだ父の命日が近いので隣県へ行っていました。 それとはほんと関係ないくだらないことを書きます(いつもくだらないこと書いてますが)。 登戸という駅で小田急線に乗り換えて利用して隣県に入ることがあるのですが、その登戸駅には近くにある(らしい)…
歌舞伎の黒塚という演目に鬼が出てきます。奥州安達ケ原で山伏たちが老婆の住む小屋に一泊し、老婆はなぜ奥州に居るのかや一人で小屋にいるのかなど語りつつ仏教の話になり、仏教の話に触れた老婆が寝床を覗かぬようにと釘をさしつつ山伏たちのために薪を探…
鯉という字を分解すれば魚へんに里ですからおそらくどこにでもいたはずでもちろん江戸でも喰われてたはずで、剣客商売など時代小説を読んでいると鯉を料理してる場面に出くわすことがあります。「あらい」(湯水に通してから氷水に通す)にしたり、塩焼きに…
中学のとき、百人一首のテストがありました。30だか50だかを覚えてそれを書けなければ居残りで、できるまでずっとテスト、というもので、撰者の藤原定家を呪いながらほぼ機械的に覚えています。京阪神に住んでいれば百人一首は身近なものかもしれませんが関…
死んだ母がシチューを作るとき必ず死んだ父がフランスパンをどこかで買ってきててそれをスライスし、パンを浸して食べるということをしていました。マナー的にはアウトかもしれません。しかしその経験からシチューにはパンという意識が強く、そのせいか大人…
去年今年貫く棒の如きもの、ってのは虚子だったと思いますが、去年と今年は棒ではなくてまったく様相が違ってきちまってる気がします。ひとつは感染予防です。このご時世、もしかしたらどこにでもあるかもしれない話をします。他所の会社の担当の人に連絡を…
体温計で体温を測る日々を続けていて相変わらず体温は低めの低体温動物であることを毎朝確認しています。幸いなことにCOCOAの接触通知も9月の一回こっきりです。ただ住んでる街では以前のようなクラスターは発生していませんが保育園で陽性患者が複数人確認…
日月と砺波を含めた富山県西部に旅行に出かけていました。体温計、手指用アルコールやマスク持参です。キャンセルした夏休みの旅行の代わりなのですが、新幹線に乗るまではうしろめたさがなんとなくありました。おそらく春から晩夏にかけてずっと「不要不急…
あまり政治の話はしたくはないのですが、その禁を破ります。でもってそのうち消すつもりの記事です。 これを書いているのは若干くたびれたおっさんです。若干くたびれたおっさんになる前は紅顔の美少年でした…ってそれは冗談なんすが、領収書の管理を任され…
マスクをしだして半年はゆうに越しているはずなのですが、相変わらずマスクのある生活に慣れません。以前書いた記憶がありますが、発車メロディが鳴ってるのが聞こえると数分後に電車が来ると頭で理解していても(ダイヤ乱れの多い路線の沿線民の習性として…
蕎麦粉から打って蕎麦を自作するようなことはしませんが、市販の麺で作るときは夏は蕎麦の上にかつお節や刻んだネギを散らし、蕎麦つゆと大根おろしを合わせたものをぶっかけて喰うことがあります。大根おろしはまあまあめんどくさいですが、食はわりとすす…
NHKで「チコちゃんに叱られる」という番組があります。チコちゃんに質問を投げかけられて知らないと「ボーっと生きてんじゃねえよ」と叱られる番組です。なんどか録画して視聴してたのですが、知らないことに関して「ボーっと生きてんじゃねえよ」と云われる…
東京駅の八重洲口を降りるとその八重洲口を起点に八重洲通というのが隅田川べりの佃まで伸びています。その佃のあたりから隅田川べりからの風が八重洲通りを東に伝って来る→はずなんだけど以前は八重洲口にあった細長い大丸が遮っていた→のでその細長い大丸…
きっと繰り返し書いてることなのですが、私はwebで日本語で書き言葉で書かれてる文章でもその意味や意図が読めなかったことがあったりし、相手の書いてることがわからないというのは自分の言ってることが相手にもわからない可能性があるということに気が付い…
東京だと…っていうと主語が大きいのですが個人的に把握してる限りはこの時期、鱧は湯引きされて売られてることが多いです。「喰う?」と確認してから購入し、それを梅肉ダレとかからし酢味噌で食べたりします(昨日はからし酢味噌にした)。京都では白焼きや…
十代の頃に那州雪絵というマンガ家に興味を持ちここはグリーン・ウッドというマンガを知りはしたものの、連載してる花とゆめ本誌を買う度胸はなく、単行本も住んでいた街で買うことに躊躇があったこと、なので住んでいる街ではないところの本屋で買っていた…
日本橋東急跡に建てられたビルのそばにたいめいけんという洋食屋さんがあります。小さいころから知ってて、代替わりして味も代わりましたがそれでもわざわざ行くだけの価値のある店です。私は卵嫌いなので絶対頼みませんがタンポポオムライスというのがあっ…
たぶんなんども書いてるのですがカリーヴルストというのを作ることがあります。ホットドッグに使うような長めのソーセージを用意して(小さなソーセージをぶつ切りにしてもオッケイですが)フライパンにいれて油を敷かずに水を50㏄ほど入れ加熱し、別途ケチ…
たぶんきっと何度も書いてることなのですが、はてなハイクというSNSにいたときにSNSというのは同質性のある人同士を結び付けるにはもってこいのシステムではないか、という疑念をもっていました。同質性って別にややこしく考えないでいいです。「〇〇がいい…
なんだか連休明けの解除は絶望的で、そのことに触れると気が重くなるのでMXでやっていたアニメのSHIROBAKOの話を引っ張ります。本作の中には本田さんという恰幅の良いふだんは穏やかな制作デスクがいます。唯一の欠点が心配性なところで、心配性がなせる業な…
栗本薫さんの短編に「黴」というのがあって(「時の石」所収・角川文庫)、どこにでもあるような(というと語弊があるのだけど)可視のカビが異常な速度で繁殖し人は制御できず、社会を包囲してゆきます。耐えられるか耐えられないかを含めて読む方の想像力…
東京には丸善という大規模な本屋があるのですが昨今の営業自粛要請の波を受けて勤務先に近い日本橋のほうは閉鎖中です。通勤に使っているJRの沿線のいくつかの駅には本屋もある商業施設の入っている駅ビルがあるのですが、食料品と薬局以外は片っ端から閉ま…
勤務先のそばの地下街は人が少なくてほんと出来の悪いSF観てるようでこんなのめったにないのでいちど見学をお勧めします…と不謹慎なことを書きたくなるのですが、東京を取り巻く状況はやはりシビアで、それについて書けばしんどくなってくるので、今日も毒に…
なんだか日が経つにつれ、首都圏は出来の悪いSFよりどんどんシビアな状況になってる気がしてて、それについて書いたところでどんよりするだけなので、ちっともシビアじゃないくだらないことを書きます。 東武伊勢崎線のスカイツリー駅は以前は業平橋という駅…
まとまりのないことを書きます。 山と渓谷という雑誌が月の中頃の発売で、死んだ父から言われて昔住んでいた街ではそれを買いに本屋へ行っていました。お駄賃代わりに鉄道雑誌をちょっと目を通す・立ち読みするのが常でした。鉄道ファンというのは図書館に入…
さすがに面と向かっては言われないお年頃になってはいるのですが、大学生の頃・社会人なりたての頃は自己紹介などで触れなくても傍からはわかりやすいらしいB型らしく親しくなると「おまえB型だろ」「キミB型でしょ」といわれることが複数回がありました。た…
くだらないことを書きます。 サッカーはいまいちわかってないけど野球はそこそこわかる高校生だったので、石川星稜に同年代の松井秀喜というすごい選手が居るのを報道で知りなんとなく興味を持ち、どれくらいすごいのか知りたくて四国の強豪である明徳義塾と…
多くの百貨店でカードを出していてるはずなのですが、そのカードを客が使うと何を買ったかのデータが百貨店側に入る仕組みです。私は伊勢丹でカードを作っていて伊勢丹で服をセールのときなどに買うことがあるので、セールの告知がよく届いていました。それ…