万人受けしない

古本屋で偶然見つけた本

くだらないことを書きます。 裏の畑でポチが鳴く 正直爺さん掘ったれば 大判小判がざーくざーくざっくざく という童謡を題名は知らぬものの子供の頃に聞いたことがあります。多摩では上記のような歌詞なのですが、もしかしたら地域によって歌詞は違うかもし…

人間の記憶は不確かである2024

博多華丸大吉師匠の漫才に人間の記憶は不確かである、という説を唱える中洲産業大卒のお父さんが出てきます。「昨日の夜はちゃんぽんやったけど昼はなんやったかな…」と続くのですが、私も7日前くらいの夕飯になると怪しいです。くわえてあまり人の顔を覚え…

耐えられないことの回避

品のないことを書くと経験がそれほどない頃に、経験豊富な人から陰毛を剃ることをすすめられました。痒みを引き起こすケジラミは毛の接触でうつるので毛を剃ればよい、という理由です。痒いのは耐えられそうにないけど剃ることにもっと耐えられそうになかっ…

読みかけの本を手にして

くだらないことを書きます。 以前読んだ本の中に本は一気読みしたい派の登場人物が居ました。ああそういう人も居るのかと興味深かったのですが私は別に一気に読まなくても気にならない派で、なので読みかけの本をカバンの中に一冊放り込むことがけっこうあり…

ミスを防ぐための復唱について

O型から眺めるとB型はどうも雑にみえるらしく、雑とか云われることがないわけではありません。実際エアコンや室内照明のリモコンをどこに置いたかわからなくなって探すことがありテキトーなところはあるかもしれず、否定する材料を持ち合わせていません。Oと…

棒の話2023(もしくは今年読んだものおよび見たものについて)

「去年今年貫く棒の如きもの」ってのが虚子の俳句にあります。おそらく棒というのはたいてい右も左も同じ材質でできているはずで、なので同一でたいして変わらない、という解釈をしています。(以前も書いた記憶があるのですが)でもほんとに今年と去年は棒…

他人のケーキの問題

ローカルな話で恐縮なのですがガチで贔屓にしているケーキ屋のケーキの支店が荻窪の駅ビルにあります。荻窪は定期の経路なので途中下車でき、焼き菓子等を贈答に使うほか、特定の日にはそこでケーキを買います。買うっていったってせいぜい彼氏とおのれの分…

幕見席から眺めていた役者の悲しい報道に接してその4

ずいぶん前に勤務先で悪評をたてられたことがあります。異性を結果として門前払いしてしまったとき報復として金銭について事実でないことを噂としてたてられ(Excelで桁区切りを稀に忘れることがあってもガラス張り対応であることを周囲は知っていて誰もが半…

「わたしがブログを書く理由」

たぶん何度か書いていることを今日も書きます。 以前MXで放映されていたアニメのゆるキャン△という作品は山梨が舞台です。実は山梨は東京と言葉がいくらか異なります。たとえば「しょうもない」というのが「だっちもねえ」で「しょうもないこというな」だと…

岡崎にて(もしくはある刀工の謎)

誰の得にもならない読んでも時間の無駄になりそうなことを書きます。 私はなんの得にもならない「そんなものを持っててどうするの?」的な無用の長物をいくつか持っています。その筆頭が相続した刀剣類で、これを書いているのは一介の(勤務先は4階の)サラ…

睡魔に勝てそうにない時間の存在

去夏あたりから感染者が増加すると救急車が逼迫する旨の東京ローカルの報道を見ていたこともあって、真夜中にサイレンが聞こえたとしてもそれほど驚かなくなっていました。未明にサイレンが聞こえて「救急車かな」などと思いながら時計を確認すると4時前で、…

不安や心配とその周辺

すべての回をちゃんとみていたわけではないものの以前東京ローカルのMXで夜にSHIROBAKOというアニメ制作会社の物語をやっていました。どんな話かは是非本作を視聴していただくとして、SHIROBAKOの中には本田さんという恰幅の良いふだんは穏やかな制作デスク…

術中の妄想

商学部などを出ていればそんなことないのかもしれませんが私はあほうがく部卒で途中から数字を扱うところに異動していて、悪いくせなのですが数字の桁を打ち損ねることがありました。読みにくいので桁を打てと複数回指導されています。いまでも作成したもの…

身延線の車窓から

子供の頃、富士山は木花咲夜姫という神様であると教わりました。姫という名のつく通り女性の神様で、しかしながら短気で、同じ甲州の八ヶ岳がおのれより背が高く美しいと気づいたときに嫉妬して棒でぼっこぼこにしてしまい、八ヶ岳は無惨な姿になり結果とし…

その本を手に取るまで

いつものようにくだらない話を書きます。 日本史の教科書などには種子島に鉄砲が伝来したあと堺などで鉄砲が生産されるようになることが書かれていました。種子島から遠く離れた堺へなぜ飛ぶのかが謎なのですが、教科書に書かれてない以上受験等に関係ないこ…

時の運

今日もくだらない話をします。 人手不足がどこも深刻というのは報道で知っていたので不思議ではないものの、東京の多摩のほうではスキャンは店員さんがするけど最後の会計は自動精算機で行うシステムの店が増えています。今週に入ってからある店で、ちょっと…

「全ての国民の安心に留意する指針を策定」という文言についての雑感

たぶん前にも書いたかもしれません。酔っぱらった人を介抱して家まで送り、めんどくさいなあと感じつつその家にあがったらドアを閉め「家族が居ないから」という言葉とともにほんとはそれほど酔ってないのに気が付き、酔っぱらったようにみえたのは演技であ…

誰も悪くないときの「すいません」問題

社会人になってそれほど時間が経ってなかった頃に直接の命令系統には属さぬもののなにかと目をかけてくれたKさんという先輩が居ました。私が関係していたことで手こずっていたときにそのKさんがアドバイスをしてくれたのですがそのときつい「すいません」と…

「差別は許されない」が消えた日

すこし前に『翔んで埼玉』という映画がありました。その映画の中では埼玉県民は埼玉県民であるがゆえに「そこらへんの草でも喰わせておけ」と云われてしまいます。物語の中では埼玉県民以外はその対応に違和感を抱きません。しかしながら(いくばくかのネタ…

盛る行為とその反応について

これを書いているのはギャル系JKではなくて残念ながら働くおじさんです。その前は実質あほうがくぶの法学部生で民訴の授業では建前としての真実発見のための協力義務等ほかを叩きこまれています。法曹にはすすまなかったのですがその後遺症として、なにか問…

(大阪空港訴訟に関する)團藤ノートについての雑感

はるか昔のJR東海のCMにシンデレラエクスプレスというのがありました。最終の新幹線の東京や新大阪の到着が24時ちょっと前で、それに焦点をあてたものです。そのときはなんでそれがCMになるのかぴんとこなかったのですが、大学生になってから法学部へ入り夜…

w(もしくは脳内で考えていることを表出することについて)

猫と違って人は思ってることと逆の表情が出来ます。逆に猫は思ってることと違う表情ができないと云われています。とはいうものの、私は猫ではないものの、思ったことが表情にでちまうことがあります。先日も仙台でずんだ餅を前にして嬉しそうな顔をしていた…

Kilroy was here.(もしくは30年前のメモについて)

高校時代に英語の授業で「テストで重要なところに線を引きなさいという問題は絶対でない、だから、教科書なり本なりで重要なところがあったら自分の言葉でどういうことかをまとめなさい」ということを云っていました。妙に腑に落ちて、その影響からかおっさ…

攻撃性と他者のその受容に関して

これを書いているのは残念にゃがら(…残念にゃがら?)誰かに飼われてる猫ではにゃくくたびれたおっさんで一応は仕事をしていて、抱えてる仕事に密接に関連するわけではなくても経済系の週刊誌は目を通すことがあります。今週の日経ビジネスの特集が「悪意VS…

投げる行為について(もしくは武田軍の石投げ隊の存在を知って)

特段野球が好きというわけではないものの、以前たしか神戸の空港のテレビで野球中継を流してて、あと一球で空振り三振に仕留めることができる場面で投手側に感情移入しつつ(投げるという行為をしているときはその行為以外を考えてない稀有な体験でああこの…

特定の味覚に飽きる体験(もしくは甲州の酒まんじゅうのこと)

山梨土産の定番として金精軒や桔梗屋の信玄餅が有名ですが、他にも県内には名物があります。 そのひとつが酒まんじゅうです。 酒まんじゅうというのは味噌か小倉餡を包む生地に酒種を使っているまんじゅうで、どちらかというと「素朴な甘さ」で、小学生の頃…

秘密もしくは嘘について(もしくは「今だから話せること」雑感)

音も無ければ姿も見えずまるであなたは屁のようなという形容がしっくりくるのが秘密です。屁は臭いですが秘密は臭くないという差異はもちろんありますが、我慢して溜め込んでしまうと動きがとりにくくなる点を含め生きてく上で秘密というのを抱え込むと厄介…

『私がオバサンになっても』から遠く離れて

特段好きではないけど意図的に聴かなくても勝手に流れてくるのですべては知らなくても耳に残っている曲というのがあります。そのうちのひとつが森高千里の『私がオバサンになっても』で、いまから30年以上前の曲で、曲中に とても心配だわあなた若い子が好き…

他人の目の有無

以前勤務先で計算の書類を読んで変だと疑い過去数年分を含めて精査してからそれとなく尋ねたところ「わからないだろうと思った」という趣旨の発言があったのが印象的だったのですがやはり異常があった経験がありました。フィクションを同列に並べるのはどう…

同じ本を何度も読む行為

退勤時に眠りさえしなければ鞄に忍ばせていた本を地下鉄の中で読むくらいのことはしますが、本好きかといわれると量も質も稼げてませんから怪しいところがあって読書家は名乗れません。くわえて以前読んだ本であっても再度読みはじめることもあります。最初…