時の運

今日もくだらない話をします。

人手不足がどこも深刻というのは報道で知っていたので不思議ではないものの、東京の多摩のほうではスキャンは店員さんがするけど最後の会計は自動精算機で行うシステムの店が増えています。今週に入ってからある店で、ちょっと日持ちしない食パンや牛乳やヨーグルトのほかレタスなどを含め1030円ほどの買い物をしました。スキャンのあと財布の中には千円札が無いので五千円札1枚と十円玉3枚を自動精算機に入れています。その自動精算機、五千円札はすぐ認識したのですが、十円玉3枚のほうは十秒くらい経ってもまったく認識しません。よく見ると硬貨の入れ口と吐き出し口が異なってて、ここで確定ボタンを押すと3970円はレシートとともに確実に出てくるだろうけど、入れた30円は返ってくるかが怪しいです。みみっちいと自覚しつつも30円のために念のため店員さんを呼んで「硬貨の投入口に30円入れたんすけど認識しないのです」と申告すると「ちょっとまってくださいね」と店員さんは述べたあとカバーを外して30円を指で奥のほうにはじき、そこでやっと30円が認識されました。礼を述べるところではないかも…と考えつつ「お手数をおかけしました」と礼を述べると困った顔で「ときたまにあるんです」とのことで、内心「マジか」と思いつつも、さすがに口に出してはいません。つまり、困ったことにその店の精算機は硬貨を投入してそれを認識する認識しないは時の運なわけで。

運なんて信用してなかったのですが、変なところで運の無いほうを実感すると「運ってあるのかもな」と、ちょっとだけ揺らぎました。運といってもたかだか30円損するか否かの話でとてもみみっちい話なので、このへんで。