湘南

春は揚げ物

日曜は小田原に居ました。 桑田佳祐さんの曲に金目鯛の煮つけというのがありますが桑田さんの地元の茅ヶ崎を含む相模灘では金目鯛が獲れます。他にも(押し寿司や干物になる)アジや(小田原おでんのつみれになる)イワシのほか、カマスも獲れます。ただカマ…

小田原城天守閣へ

金曜は休日であるのを奇貨として小田原へ行っていて、遅い昼めしを食べたあとに腹ごなしに小田原城を見学しました。 いまある天守は昭和になってから再建されたもので、中は後北条家や小田原藩に関するコンパクトな資料館になっています。おそらく小田原が誰…

小田原の旧松本別邸見学

関東は雪はそれほどでもないものの晩秋から冬のあいだは冷たい北西の風が冬のあいだ吹きます。それを地域によってはからっ風とか呼ぶのですけど、仮に北西に遮るものがあれば冬の寒さは若干和らぎます。ので、北西に箱根山という遮るものがある小田原は明治…

開高健記念館『ロッド片手に世界を駈ける』展

開高健さんの小説『貝塚を作る』(新潮文庫・「歩く影たち」所収)の冒頭はベトナムに棲むあるナマズについてです。色はもちろんどんな餌が良いかなどの熱量の高い説明がしばらく続き、次いで戒厳令が明けた朝に釣りに出かけます。肝心の釣果がどうであった…

曇天の江ノ島へ

江ノ島へ行ってきました。 小雨になる予報が出てたせいもあって江ノ島へ向かう弁天橋も人は少なめ。どうみても雲行きが怪しく、しかしこのときここまで来たからには「行かずに後悔するより行ってから後悔しようか」という選択をしています。 去秋の手術前に…

小田原の老欅荘へ

たぶん何度か書いてるのですが関東は晩秋から春にかけて北西からの冷たい風が吹き、あたりまえのこととして北西の方角になにかしら遮るものがあるとその北西の風から逃れることが出来ます。小田原の北西には巧い具合に箱根があり避寒地としては最適で、なの…

江ノ島へ

神奈川に行かねばならぬ用があったのを奇貨として、日曜に江ノ島へ行っていました。今夏は片瀬の浜は海水浴場が開いてるのでそこは賑わっていましたが 江ノ島への弁天橋はそれほどでもありません。 江島神社の辺津宮には(写真は撮ってないものの)茅の輪く…

一夜城へ

日曜に小田原へ行ってました(正確に書けば寄っていたなのですがそんなことはどうでもよくて)。小田原は城下町でいまでも小田原城があります。しかし歴史上はもうひとつ城がありました。秀吉が小田原攻めのときに築いたとされるいわゆる一夜城です。市街地…

時政公推しの江ノ島へ

以前にも書いた記憶がありますが吉祥寺の井の頭に弁財天が居て、井の頭の弁財天は「デートで行くと弁財天が嫉妬して別れさす」という都市伝説があり、思春期にそれを聞いて育っています。しかしあたりまえのこととして全員が全員別れるわけではありません。…

大磯城山公園へ(旧吉田茂邸見学)

たぶんなんどか書いてると思うのですが関東は冬に北西からの冷たい風が吹きます。避寒を考えるとその北西からの風を避けることが出来ればいちばんよく、神奈川の西の大磯町は丘陵地帯で、丘陵の麓であれば風の強さは平野部ほどではありません。その特性を生…

モノレールに乗って江ノ島へ

そこに寺があるのかは全く不勉強なので知らないのですが、大船には観音様が居ます。正直に書くとほんとに観音様かどうかもよく知りません。でも一応観音様とかいておきます。くたびれたおっさんであるわたしが子供のころにはすでに居て、その頃から茅ヶ崎藤…

江ノ島御礼参り

第五波では東京は一時期連日五千人以上の新規感染者が出ていた時期があり、その頃「感染するかどうかは運次第」というのを見てしまってるのですが、運というのはあるかどうかあいまいなもので、あるかどうかあいまいないものですから「感染しなかったら運が…

大磯城山公園へ

不要不急の外出を控えろといわれて考えてしまうのがなにが不要不急にあたるかで、両親が眠る墓地の清掃は不要不急に当たるかどうかはわかりません。「なにしに来た」と怒られたら帰京するつもりで月曜日に県境を跨いでいて、怒られなかったので墓参のあとに…

江ノ島へ

吉祥寺のそばに井の頭池というのがあって、池のほとりに井の頭弁財天があります。井の頭池はいわゆるデートスポットなのですが私が学生の頃は井の頭弁財天が嫉妬するので井の頭でデートすると別れる、という都市伝説がありました。男女じゃなくて男二人で行…

明治記念大磯庭園へ

東海道線で東京から1時間くらいのところにあるのが大磯で、普通電車しか停まらない大きくはない街です。ただ別荘地としては有名で、土曜に大磯にある別荘に行ってました というのはウソです。冗談です。ごめんなさい。しかし明治以降に建てられた別荘の幾つ…

開高健記念館「開高健の世界2020展」

私は文学部卒でもなければ文学者でもありません。なので素養もありません。その上たくさん本を読んでいるわけでもありません。ですから読書とかそこらへんのことに関してえらそうな口は叩けません。ただ高校の時からずっと引っかかってるのが開高健作品です…

森戸海岸から一色海岸へ

くだらないことを書きます。 三浦半島の西側に葉山という街があります。逗子や鎌倉より南です。夏に見た映画のなかでおそらく葉山の大きくはないけど印象的なチャペルがでてきて、そこはバージンロードの行く先の向こうが一面の透明ガラスになっていて、その…

七里ヶ浜へ

人間がみえる光というのは波長の短い順に紫、藍、青、緑、黄、だいだい、赤です。太陽光が地球の大気を通るときに空気の分子により散乱されちまい、空気の分子は光の波長より小さく、波長の短い光は強く散乱しちまうので紫と藍ははねられ地上にたどり着くも…

えのすいへ

武蔵野の雑木林の中で育ったので海にはあんまり縁がありません。10代後半に横須賀へ行くことがあってそこではじめて赤色や紫色のヒトデを目撃し後ずさりし、見慣れぬ異形の生命体にうっすらとした恐怖を覚えた記憶があります。その反応が面白かったのかデー…