minority

同性婚を認めないことに関する札幌地裁の違憲判断について

私が勤労学生だった頃、民法の家族法の授業で出された質問が「なぜ同性2人では婚姻が出来ないのか」というものでした。手許に六法があるなら民法の家族法の婚姻のところを参照していただきたいのですが、いくら読んでも近親婚の制限や重婚禁止などの規定があ…

不貞行為に異性間ではない不倫も含まれるとした事例

民法の家族法の項目には不貞行為という言葉があります。直接どういうものかという定義はありませんが・どこにも書いていませんが、よくある事例で書けば・平易な言葉で書けば配偶者間相互の性的独占が崩れるというのが判りやすいかもしれません。民法770条1…

いえぬ秘密とアウティングに関して

わりとしんどいことのひとつが秘密を持つことです。人は秘密を持ってるとしんどいので「ここだけの秘密」とかいって誰かに言いたくなります。聞いたほうもしんどいので誰かに言うことがあり得ます。それがなんども続くといわゆる公然の秘密になるはずです。…

不幸と幸福

今夏の性的マイノリティに関する比例選出の代議士の論文に関して23日付の毎日新聞にロバート・キャンベル先生の記事が載っていて、その論文に関して一読して問題点が多すぎ正面から指摘する必要はないとしていたものの当事者として見過ごせなかったのは性的…

アウティングのこと

以前勤務さきに、女の人の名前はそんなに憶えないけど男の人はきっちり覚えていて声をかける、という先輩がいました。最初はそんなこと気がつかなかったのですが、「くすだっち(仮)オハヨー」とニコニコいうものの、女性陣にはあんまり氏名を云って声をか…

「いやだ」

ゼンセンや自治労、自動車総連などの労組の上部組織のひとつに連合というのがあって、連合は調査的機能ももつのですが、連合の調査で職場内にLGBTがいると嫌か?というと3割以上の人が「いやだ」と感じている、というのがありました。朝日の報じ方は6割が許…

能町さんの問題提起

名前だけは知ってるけどその実詳しくは知らない有名な人、というのに能町さんが居ます。前にも書いたかもしれません。好角家であることは知っていて文章を目にしたことがありますが、実は容貌は知りません。でもどちらかというとマイノリティに属し、その後…

米国の同性婚に関する連邦最高裁の判断

アメリカの場合州法というのと連邦法というのがあります。以前から同性婚は州法で認められることがあり、バーモント州やニューヨーク州を筆頭に同性同士の婚姻が州法で認められてて、じっさいに有効です。それとはまた別に連邦法として結婚防衛法というのが…

渋谷区の条例

渋谷区で同性カップルに対して発行する証明書の条例についてのニュースが東京ではけっこう報道さています。同性婚っていう言い方をしてるところがあるのですが、婚姻とは何かっていうと、日本の場合は原則本人たちの意思の合致と届出で成り立つもので(海外…

渋谷区の条例案

私事で恐縮なのですが、私が法学部に入って民法の相続法・家族法の勉強をしたときに、いちばん最初に教壇に立つ教授から投げかけられた質問が、なぜ同性では婚姻できないのか、ということでした。もう二十年近く前のことです。民法には同性はいいとは書いて…

言論の自由を共有できない国

ドイツの場合、表現の自由や言論の自由はあるのですが、全体主義の賛美は処罰の対象になりかねません(刑法130条民衆扇動罪)。全体主義賛美を罪とする発想は表現の自由ってのと矛盾するようにも思えますが憲法のなかに「自由で民主的な基本秩序を攻撃するた…