信仰

不安と信仰

遠藤周作さんの晩年の作品のひとつに「夫婦の一日」というのがあります。あるカソリックの夫婦にあんまりよくないことが立て続けにおきてしまい、占い師に奥さんがそそのかされて鳥取に砂と水を取りにゆく、というお話です。記憶に間違えなければカソリック…

宮沢賢治に関する個人的な覚書

注文の多い料理店というのを読んだのは私が紅顔の美少年だったころです(若干の誇張あり)。一見どってないことの文字・言葉の羅列の後ろにとんでもない意味と結末が控えてるあの物語は、文字を注意深く読まねばならないとああなるよ・書かれてることをその…

もやもや

修験道や神道ってのを正直系統立てて勉強してないので大きな口を叩けませんが奈良の山奥の大峰山の一部は女人禁制のままですし、高千穂の神楽の舞台も実は数年前まで女性は絶対入れない神域でした。これが男女同権に反する女性差別のあらわれだって言うのは…

まぐれ

夏に長崎でカソリックセンタに泊まったんすけど、カソリックセンタの人から誘われて韓国からきたクリスチャン団体の人と話しました。そんときに、何人かの日本人と複数の韓国人で日本語と英語でちゃんぽんで話してたんすけど、日本の神道や仏教について問わ…

神話の里から長崎へ

遡及日誌1日目 ぎりぎりまで仕事してそのまま自宅に戻らず東京駅から6時過ぎの新幹線で小倉まで。 東京駅で飛び乗ったのがどこ行きかもわからず、新大阪でレールスターに乗り換えて小倉入り。九州に行くことを決めたのが2日前だったので、飛行機を手配しても…

佐世保の事件

ちょっと前になるけど佐世保のスポーツクラブで起きた銃乱射事件っていうのは、ショックでした。ひょっとしたらショックの捉え方が他人と違うかもしれません。最初は何でショックだったのか判ってなかったですが。 で、犯人は長崎県というカトリック信者が多…