同質性

普通、もしくは同質性のこと3

いつの頃からか「普通、そういうことしないやろ?」「普通、そういうふうには考えないだろ?」というのをときたま浴びて生きてきました。よくわからない同質性を求められるのです。厄介なのは発話者のなかには「普通」があるらしいんだけどその「普通」とい…

同質性のこと2

同質性が前提としてあると、同質性がない人間が「それはなんだ?」と疑問を呈しても・盾突いても、返答が満足に帰ってこないことがあります。 「東郷大将が大和魂を有っている。肴屋の銀さんも大和魂を有っている。詐偽師、山師、人殺しも大和魂を有っている…

塩ラーメンごま問題もしくは同質性のこと1

以前塩ラーメンごま問題というのを書いたことがあります。「塩ラーメンになぜごまがついているのか」という素朴な疑問です。塩ラーメンになぜごまがついてるかってことを疑問を持ってるときに、「塩ラーメンにはごまが入ってるのがデフォルトなんですよです…

言葉のたらないのない国(16日追記)

前にも書いたかもしれないのですが、「春はあけぼのようようしろくなりゆくやまぎわ」っていうのを10代の頃に古典でやりました。このことを考えると頭がいつも頭がじわじわとマヒしてくるのですが、そもそもなんで「春はあけぼの」なの?っていう疑問が昔か…

「日本人でよかった」の気持ち悪さ

私が育った町は昭和の終わりくらいまで不発弾の処理というのがありました。戦前、飛行機会社があった影響で空襲がなんべんもあり、不発弾が工事の最中に見つかることがあったのです。たいてい処理の日は週末で指定された場所に避難してその間に自衛隊の方や…

YDK

「なにげに」という言葉がありました。「なにげにすごいよね」という言い方なら「ほんとはすごいよね」という意味合いでつかっていました。過去形で書いたのは私が育った多摩では十代の頃よく使っていたけど、多摩以外ではそんな言葉、それほどメジャではな…

京都国立博物館の紹介番組をみて

あまりちゃんとテレビを視聴する時間がとれてないのですが、気になったものはリモコンで録画して視聴しています。世の中便利になった!ってそんなことを書くつもりはなくて。 今秋京都の国立博物館が再オープンしてて、井浦新さんと青木さやかさんの進行役で…

異質の排除の空気

特定のものが好きな人、というのは同じ知識・情熱を持ってるか確認したい、ということがあったりします。知識がたくさんあることと、それが好きであることというのは一緒ではないはずなんだけど、なんとなく「好きであること≒知識豊富」の変なモノサシがある…