あてにならない舌の記憶

今月の半ばぐらいに久しぶりに口内炎ができちまいました。口内炎の原因は生活習慣の乱れとかストレスとかいわれるものの、抱えてる仕事を放り出すわけにもいきませんしそもそもその状況に好きこのんで追い込まれてるわけではありません。どないせえちゅうねん…とぼやいたところでどうしようもなく、抽象的な論は横に置いておくとして、なにかが足らないのは理解し、しかしそのなにかがわかりません。「こんなもので治るわけないよな…」と考えつつあてずっぽうでそのときはヨーグルトにイチゴが入ってるものに変えています。それを数日続けたらいつの間にか症状が治まってます。ただ偶然に過ぎない可能性もあるので「口内炎にはイチゴの摂取が有効」とここで言い張るつもりはありません。

食欲の落ちる盛夏は桃を食べますが、春はほとんどど果物を喰べてきませんでした。いましばらく忙しい日が続くので、これは口内炎予防を口実に継続して食べた方が良いかも…と半ば強引に理由付けして買い物カゴの中に果物類を入れるようになっています。輸入物ではあるもののグレープフルーツを見かけてて、そういや砂糖をまぶして食べたな…と郷愁を感じて直近ではそれを手に取っています。

さてそのグレープフルーツ、砂糖をまぶして実食したあと気が付いたこととして砂糖要らなかったかも感がありました。以前より甘く、でもって以前は酸味がもっとキつかった気がするのですが。

舌の記憶ってあんがいアテにならないかもしれなくて、だとすると、酸いも甘いも噛分けるって案外難しいことなのではないかな、と(異論は認める)。