切符売り場にて

そのうち消すささいな話を書きます。

よく使う中央線はみどりの窓口を無くす方向に進んでいて、例えば特急停車駅も例外ではなく知ってる限りは石和も塩山も上諏訪も終了してます。代わりに値引きになるチケットレスサービスを使え!ということらしいのですが、困ったことに東日本の中央線から東海の身延線には対応していません。ので、たとえば中央線の吉祥寺から身延線の身延だと紙の切符を発券するしかありません。

当然特急が停まるわけではないよく使う駅も見逃されるわけがなく、その駅の場合は指定券券売機と話せる券売機というのとがそれぞれ1機置かれています。ただこの指定券券売機と話せる券売機が厄介で誰にでも使いやすいかといったらそんなことはありません。特に後者はどこか別のところに居る駅員と電話で話すことが出来るやつなのですが肝心の電話がなかなかつながらず、実質いつかは話せるかも券売機です。

駅でチケットレスにならない区間の切符を買おうとし「指定券券売機と話せる券売機を利用の方は並んでお待ちください」と書いてある列に加わって待っていました。話せる券売機は(つながるまで5分から8分かかるほどのアナウンスがエンドレスで流れていて)今日もいつかは話せる券売機状態で、くわえて指定券券売機も使い勝手が良いわけでは無く、列がなかなか進みません。10分くらいしてから指定券券売機が空いたのですがなぜか駅員さんがブロックする状態になって列が進まず、そこになぜか別の駅員さんに誘導された若い女性がやって来て指定券券売機を使おうとしたのでさすがにカチンと来て「順番守ってるこちらがバカみたいじゃないか」と大声で異議を述べると平謝りして券種の希望を聞き列の整理をはじめ、結果的になんだか器の狭い客が行ったカスハラみたいな構図になっちまいました。

B型は猫と同じで思ってることと違う顔ができない、といいますが、黙ってればよかったかもしれないもののそれができなかった点で、今日もまたB型猫説の傍証の事例を作ってしまってます。あははのは…ってわらうところじゃないかもしれませんが。

さて『注文の多い料理店』は文字に書かれてることを信用しその通りにするととんでもないことになる…という戒めの童話だと思うのですが、話せる券売機といい、並んでお待ちくださいという表示といい、どんどんその世界に近づいて行ってる気が。でも書いてある文字を信用できなくなった世界では何を信用したらいいんすかね。