読みかけの本を手にして

くだらないことを書きます。

以前読んだ本の中に本は一気読みしたい派の登場人物が居ました。ああそういう人も居るのかと興味深かったのですが私は別に一気に読まなくても気にならない派で、なので読みかけの本をカバンの中に一冊放り込むことがけっこうあります。

いま13歳の同心見習いとその姉を軸に物語が進む『捕り物に姉が口を出してきます』(神楽坂淳・ポプラ文庫・2020)というのをカバンの中に入れて、いくばくかのネタバレをお許しいただきたいのですが物語の中では題名どうりほんとに姉が口出しをしてきます。そもそも13歳の同心見習という時点でリアリティはありませんしあまり捕り物帳っぽくありません。むしろライトノベルズっぽいです(ので好き嫌いはわかれるかも)。でも読めてしまうところがあります。

電車の中などで読むために放り込んであるのですが、会話中心で平易な文章でありつつもしかしまだ全部読み切れていません。忙しい時期に入ってしまったのでここしばらくは座れたら睡魔に負けてしまうことが多いせいです。睡魔の前に読書欲が負けてしまうことってないっすかね。

ここではてな今週のお題「急に休みになったら」を引っ張ります。

首筋に短刀を突き付けられながら「読みかけの本や積みっぱなしの本を読み終えねえと斬るぞ」と脅迫され「そのために睡眠とれ」とか「労働せずに休め」と云われて勤務先に代わりに行ってくれるのだとしたら、その休みだけ一気読み派に転向して読みかけの本や手付かずの積みっぱなしの本を消化するために費やしたいです。いないかなあ、そんなテロリスト。