探す手間(もしくは本を探すこと)

退勤時に新刊の文庫本を買いました。角川の電撃文庫で、俗にライトノベルズというカテゴリーに入るもので、9日が発売日でした。シリーズもので前作を買った時に寄った書店では残数1で、その残数1を私が手にしています。その経験から入手できないかもしれないと考えて安全策としてアニメやライトノベルズに強いアニメイトへまず行ったのですが。

ところが電撃文庫の棚に行くと新刊がありません。え、ウソでしょ、と思って何度探してもありません。他に新刊本コーナーっぽいところがあったのですが5メートルはあるであろう細長い机にマンガの新刊が法則性がズラララと並んでいて法則性がわからないので藁の中から針を探すっていうことわざがありますがまさにそれで、一瞬躊躇しつつ探したものの、見当たらず。店員さんはレジにいるけどそのレジは並んでいて、他に姿は見当たらないので訊くこともできず、ここに無いわけはないはず…と思いつつ、アニメイトで買うのを諦めています。どこになにがあるか把握してる駅ビル内の書店に改めてゆくと残数1で、なんとか入手できました。あっぶね。

見知らぬ店で久しぶりに特定の本を探すという作業をしたのですけど、焦りがあったせいか探すというのはあんがい手間な作業と感じました。そのせいか、注文して宅配してくれるアマゾンや電子書籍は探す手間が省けて楽かも、などとそれらを使う理由がなんとなく理解できています。もっとも、読みたい本を手に入れた満足感に浸りながら改札を抜けるのは悪くないのでこれからも本屋で紙の本を買う予定でなのですが。