青ブタの新刊を買う

去年からずっとライトノベルズのいわゆる青ブタ、青春ブタ野郎シリーズを読み続けています。今日は新刊の発売日で、退勤時に通勤に使う沿線のアニメイトに寄っています。

文庫だけなら本来は700円くらいなのですが、CD付の特装版なので2400円くらいしました。去夏から既刊の単行本を検査室の前や病院の待合室に持ち込んだりとか意図的にフィクションに溺れてて、それくらいなら出してもいい、かな、と。確実に財布のひもがゆるくなっています。(おそらくグッズ収入でアニメって儲けるスタイルなのだと推測するのだけど)フィギアとか香水などは買ってないです。たぶん買わないです。買わないんじゃないかな。買わない…と思います。

アニメイトのレジで内金を入れたレシートを差し出して商品を受け取って、アニメイトはおっさんが居るには不適当な場所な気がするので目立たぬようさっさとお店を出ようと速足でエレベータに向かおうとしたところで、お客さまー、と呼び止められ、振り向くとレジにいた女の人がいて「お客様の場合、早期に予約していただいたので特典グッズがつきます。それを渡しますのでレジへ」とのことで。視線を感じながらレジへ戻りました。桜島先輩の缶バッジと新刊のヒロインのポストカードととトレーディングカードを差し出され、そんなもの貰ってもなあ、と思いつつ引き取ってます。

渡されたポストカードで商品開封前に今回のヒロインが誰であるかを知りました。空気を読まずに人前で「パンツはかないから」っていってしまうようなところもあるものの、前々作(おでかけシスター)にも出てきてて(親身なふりをして意見を云う)「まわりのみんな」とかいう場合の「みんなってほんとはなに?」という根源的な疑問を抱いてしまうような登場人物で妙に親近感があって、これからちょっとずつ読み進めるつもりの物語に期待を膨らませつつ、シビアな話じゃなきゃいいなあと相反しそうなことをすこしだけ思っています。

明日は出勤しなくちゃなので今夜は読むつもりはありません。でも、どんな話なんだろう?と期待しながら読む本があるというのは、いま読めなくてもなんだかちょっと幸福です。