「身長が行動に影響を与える」説

今日もくだらないことを書きます。

ここしばらく週一で水曜の毎日の朝刊に現役の医師の歴史に関する連載が掲載されています。(おそらく新聞社で手を入れて無いのか読みにくさがあるものの)朝はあんまり時間がないにもかかわらず毎回つい読み耽ってしまうのですが、先週今週と石田三成でした。詳細は本紙をご覧いただくとして処刑寸前に消化の良くない柿を薦められつつも断ったエピソードなどを踏まえて過敏性腸症候群ではなかったのか?という仮説を立てていました。つまり下痢になることもあるのでそれを避けるために断った、という見立てです。もちろんカルテがあるはずもなくここらへん人力詮索にすぎないのですが。

『どうする家康』では石田三成は背の高い中村七之助丈が演じていましたが記事によると遺骨から推定する限り背は低く156cmしかなく、かつ、華奢であったそうで。加えて身長と心理傾向の解析から「低身長のために高身長の男に引け目を感じる一方、知能に優れた低身長の男は高身長の男に対し、強気に出ることがある」という報告を踏まえて柿を断ったのは(おそらく体格の良い連中の前で)意地も見せたのではあるまいか?という趣旨で記事は結んであったのですが。

いつものように話が横に素っ飛びます。

私は身長が175です。なので高くもないものの低くもありません。なので読んでて「低身長でも高身長に対して強気に出る」なんてことがあるのかというか、身長が行動に影響を与えることとかあるのかな?などといまいちぴんとこずにいました。ところが新聞を片づけたあと、いまから30年以上前に高校の時の文化祭で女装コンテストというのがあり実行委員会であったがゆえに本選に出ない条件で軽いノリではじめて化粧をしそのときに自分より背の高い後輩にかわいい…と壁ドンされながら云われてカチンときてどついた記憶を思い出し、知能は別としても「あるかもしれぬ」と腑に落ちています。それ以降一切女性の言葉遣いも女性のようなしなをとることも冗談でもしていないのですが、それは華奢で文句のないほどの高身長ではないおのれの一種の意地だったのかも、といままで深く考えてこなかったものの気が付き「あ゛あ゛あ゛」となっています。

身長が行動に影響するというのを最初は「そんなことねーだろ」と笑い飛ばしたかったのですが、肯定する材料はあっても残念ながら否定する材料を持ち合わせていません。もっともぬるいお茶からあついお茶へと順に出すほどの配慮ができるほど器用ではなくまかりまちがっても天下を取ることも無いと思われるので、世の中には大した影響はないと思われるのですが。