連休の最終日、クリーニング屋へ行ったり衣替えをしたり風呂掃除をしたりのあとに夕方になって洗濯物を畳んでいたときにつけていたNHKで「おーいはに丸」のはに丸くんがでていて、食事制限も指導するスポーツクラブの取材をしていて(こうかくと意味不明だけどそういう番組があった)、そのときに腹筋が割れることをシックスパックというらしいことをはじめて知りました。はに丸くんは痩せたいと思う人に「シックスパックをどこでみせるの?」「太ってたら幸せになれないの?」という質問しててきいてるこちらの作業の手がとまったのですが、これって答えがあるのかっていったらわかりません。
私は腹筋が割れたことがありません。でも何回かそれを志したことがあります。野郎に抱かれてても「男らしい」を捨てきれません。「男らしい」ってのはなんとなく「筋肉があること」というのが華奢な体つきの私の場合あります。どちらかといえば華奢で上半身が貧弱で、その貧弱な体が好きになれなくて、っていう理由から、腹筋を鍛えようとするのですが、しばらくやってるうちにそのうち忘れてしまい、いまに至ります。忘れてしまう程度ですからたいしたことはありません。腹筋を鍛えたところで意味があるのか、というと、腹筋運動がはやくこなせる以外はメリットが思いつきません。あとは「へへ、すごいでしょ」ってみせることくらいしか思いつかなかったり。でも腹筋を見せて歩くわけではありませんから、プールサイドで優越感に浸るくらいかも。
はに丸くんの意向としてはどちらかというと「見た目を気にし過ぎ」という方向へ持って行きたかったようではあります。でもって、人というのは容姿や腹筋に惚れるわけでもないことを知ってしまったので「太ったら幸せになれないの?」というのは「そんなことはない」かもなのですが、肩を並べて歩くなら見た目は気にしたいという見栄や、腹筋が割れるような「カッコよくありたい」というのは根っこでは捨てきれなかったりします。だから鍛えようとする人のことがなんとなく理解できるので、歯切れが悪かったり。もちろんはに丸くんに取材を受けてそんな質問されることはこの先ないと考えられますが。