卵嫌い

小さい頃から卵が苦手です。小学生の頃、一年だけゆで卵だけは嫌々渋々食べてた時期があったのですが、もうそのあとは徹底的に避けてました。成長期に食べてたら背が180ぐらい行ってたかもなーと思うものの、苦手なものは苦手なまま大人になりました。


いくらか食えるようになったのは大人になってからです。きっかけは寝てたことのある相手が「騙されたと思って食ってみれば」と云われて口にしたあんかけのかかった天津飯で、卵の味があんかけで誤魔化すような感じというか、卵の味がそれほど主張が強くなければ食えないわけではないことがわかりました。こんどはこれ食ってみよう、ってんでドミグラの載ったオムライスとか、機会があるたびにすこしづつチャレンジさせてくれたわけです。人間って可塑性があるんじゃないか、って思えるのですがそんなことのあとに台所で卵関係の料理をときどきの相手に作ってあげてるうちにうまきやオムレツあたりもすこしは食えるようになりました。苦手だったものが慣れるというかすこしは食えるようになったものの、それでもいまだに「すこしは」どまりで、ゆで卵とか目玉焼き、生卵あたりはダメだったり。
たいめいけん等名店のの卵料理を見てると卵料理って火加減が命なんだろなー、とうっすら見当ついてるのですが、いかんせん研究したくても、卵嫌いが「すこしは」改善した程度に過ぎず、自分で作った卵料理を食すってことを敬遠しがちなので家であまり練習できてなかったりします。


シェフになるわけではないから別に料理が巧くなくてもいいんすけど、なんかこう、料理って微妙に巧くなりたい願望があります。
ただ、卵料理が得意ではないのです。もうちょっと卵嫌いを克服しないとまずそうっすけどちょっとハードル高かったり。