卵嫌いがオムライスを喰うにはちょうどいい店

卵は完全栄養という話をよくききます。ほんとかどうかは知りません。卵に興味がまったく無いからです。身体にいいからといって小学生のときの一時期毎朝ゆで卵を食べていたのですが嫌いで嫌いで仕方なくて、白身はコーンフレークと一緒に、黄身は牛乳と一緒に、なるべく噛まずに卵の味を感じないように食べていました。その頃からより嫌いになった気が。生卵もダメです。5月に草津へ行ったのですが夕飯にすき焼きが出て、案の定、生卵があったものの生卵をつけずにすき焼きを食べていたら「あら、卵、つかわないの?」と宿の仲居さんから驚かれちまってます。恥ずかしいといえば恥ずかしいのですが、恥ずかしさより苦手意識が優先します。ともかく卵がダメなのです。それを放置してくれればいいのですが親しくなるとそこらへん気になるようで、前にも書いたかもですがゆえに卵を喰わせようとした人は複数います。最初は王将で天津飯童貞を失っています。あんかけなので卵の味がしてもそんなに気になりませんでしたし、喰えたね、と褒められれば悪い気もしません。
そのあと食べることが出来るようになったのがデミグラのかかったオムライスです。日本橋東急跡のビルの横にはたいめいけんという混んでるけど老舗の洋食屋さんがあり(タンポポオムライスというのもありますが絶対食べることが出来ないので)オムハヤシであれば甘さ控えめ苦味控えめのデミグラがけっこうかかってるので食うことがいまでは出来ます。その近くの日本橋丸善3階にMARUZEN Cafeがあって、早矢仕オムライスというのがあります。デミグラだくだくでデミグラが若干酸味があって濃厚で辛めで万人受けしない可能性もあるのですが私にとっては好みで、私のような卵嫌いでも喰えます。はてな今週のお題が「#○○にちょうどいいお店」で「卵嫌いがオムライスを喰うのにちょうどいい店」といえば「たいめいけん」と「MARUZEN Cafe」を推します。つか「卵嫌いがオムライスを喰うのにちょうどいい店」という設定も多少、万人受けしないかもしれませんが。でもってMARUZEN Cafeは「本をさがしたついでにちょっと一息するにはちょうどいいお店」でもあってコーヒーもありますし、アイスの載ったワッフルも美味いです。