紙紐のこと

はてなブログで何かしら更新しようとすると編集ページの目に付くところになぜか「おうち時間、慣れました?」と出ます。私は残念ながらリモートワークには向かない職にあっておうち時間とは縁があまりないです。慣れないことなら書けます。勤務先を退勤時に定時に上がれなかったとき+住んでる街のヨーカドーの閉店時間までにはできれば滑り込みたいとき、乗換駅の階段の途中で発車メロディがなると「ちょっとまってくれぇぇ」と声には出さぬもののマスク姿のまま駆け上がるのですけど、飛び乗った車内でマスクを外すわけにもいかずちょっと息苦しくなることは複数回経験してます。やはりマスクしながら階段を駆け上がることには身体が慣れてません。慣れる頃にはコロナが終息してればいいのですが。

今日も今日とてくだらないことを書きます。

 井伏鱒二さんの「黒い雨」のなかに戦時中の生活の記述がちょっとあります。主人公の家では日露戦争のときの品不足の経験から第二次大戦開戦時に塩とマッチを買って備蓄した(のでその二つは困らなかった)とあって、この国はイレギュラーなことが起きるとなにかしらが品不足になるので備えておくのがいい、ということはけっこう記憶に残りました。311のときは東京はポケットティッシュが品不足になって花粉症であるのでけっこうピンチになり、ああこのことかと腑に落ち、黒い雨に倣ったわけではないけど以降なにかありそうになるとちょっとは事前に買い置きを増やすようになっています。今回のコロナ禍の一時的品不足でも事前に買い増してたのでポケットティッシュ類は大丈夫でした。

ただ今回のコロナ禍で忽然と街中から消えて動揺したのが紙紐です。古新聞や古紙がたまるだけとはいえビニール紐では持ってってもらえないのでちょっと困っていました。先月末から探してるのですが今月に入っても私の住んでいる街では何軒探しても見つかりませんでした。が、今日になってやっと

お題「これ買いました」。正確には買えました、ですが。てか、なんで紙紐が街中から消えたのかなあ。この先、なにかありそうなときは紙紐も余分に持ったほうが良いのかな、と考えつつ、紙紐だよ?そこまで必要ないよな、とか、思いは千々に乱れてます。