不織布マスク雑感

先月だったか先々月だったか記憶は定かではないのだけど、理研かどこかのスパコンでマスクの材質によって咳をしたときの飛沫の飛散をどれだけ防げるか、という研究の発表を新聞で読んでて、飛沫を飛散させない点では不織布のほうがウレタンより良い、というのが記憶に残ってるので、(万一、無症状で感染してたときのことを考えて)それから出勤時にはまず不織布マスクをしています。(メーカーにとっては悪夢かもしれないものの)幸いなことに近所のドラッグストアで売ってるマスクが700円程度まで値崩れしてて買い置きしてあるのでケチってはいません。

勤務先のそばの地下街や大丸だと(抗菌性をうたうものもあるのだけどおそらく不織布ではない)洗えるマスクかつファッション性の高いものを扱いはじめてて、マスクがいつの間にかファッションアイテムになってるんだな、と観察できます。私がそれになかなか気がつかなかっただけでかもしれません。でもって退勤時に電車の中で眺めてるとマスクしていない人はいないけど布やウレタン系の人もけっこういます。私が読んだ記事は世の中ではあまり読まれてなかったのかもしれません。

ふと、感染拡大とマスクのファッション化に関係があるのでは、とかほんのちょっと疑ってしまうのですが、おそらく偶然にすぎず、もちろんシロウトなのでわかりません。ただ私は小心者で怖がりなので、しばらく不織布のマスクを継続するつもりです。

寒いホームで次の電車を待つのがイヤなので乗換駅で階段を駆け上がって発車前の電車に間に合って、でもちょっと息苦しくてマスクを外そうとして「あ、だめじゃん」と今夜もなってしまったのですが、なんどか経験しています。もうちょっと息がしやすくなると良いのですが、通気性を犠牲にして飛沫の拡散を防ぐ構造だとすればやはり無理かなあ…