アテのこと1(簡単なタマネギのアテ)

私はそれほどお酒に強くはありません。おそらく何度か書いてるはずなのですが、二十年ちかく前、お酒を呑んでホテルへ行き一緒にふろに入らずに先に入って、全裸でシーツにくるまっているうちにそのまま寝ていしまい起きたらここはどこ状態で、全裸で隣にいた人に土下座したことがあります。寝顔を見てたら起こすのがしのびなかったので寝かせておいた、といわれるとぐうの音も出ませんでした。酒が人をダメにするわけではなくて酒はダメなおのれを露わにするだけです。以降、外で呑むときはほどほどにしておき、他人に迷惑をかけるようなでかいお酒の失敗はないです。ないはず。ないと思う。ないんじゃないかな。っていまいち自信がありませんがそれは横に置いておくとして(横に置いていいのか?)、はてな今週のお題が「家で飲む」なのですが酒豪ではないダメなやつがいちばん安全なのは家で呑むことです。

酒のアテは自作することもあります。わたしはいわゆる上級国民とかではないのでどこにでもある安い食材です。たとえばタマネギを春につかいました。参考になるかどうかわからないものの一番作りやすいのを書いておくと、皮つきのタマネギを六等分もしくは八等分するように切り込みを入れ(このとき完全に切っちゃダメ)、耐熱皿に入れタマネギにラップをかけ、電子レンジで5分から6分程度加熱したのち、皿を移してタマネギを広げて、アツアツのタマネギに黒コショウをかけ、醤油とバターを垂らすだけでもけっこうイケます。醤油ではなくて顆粒のコンソメ+バターでもよくて、その場合は皮をむいた切り込みを入れたタマネギを皿に載せその上にコンソメとバターを置いてラップをかけて加熱しました。以前ニッカのホームページでは加熱前にブラックニッカをかけることを推奨していて半信半疑だったのですがかけたら不思議と美味かったです。いずれにせよアツアツのタマネギとバターの相性はいいのですが、インスタ映えしないしワイルドなザッツ男の料理!みたいな感じになってしまうのが難点です。

家で呑むにあたって別にポテチとかイカフライなどの乾きものもよいのですが、冷たいビール・冷たいハイボールを前にすると、ワイルドな料理とか湯気の出るアツアツのものって正義だとおもいませんかね、そんなことないかもですが。