プロ意識

BSデジタルでやってた40年位前の、バーンスタインウィーンフィルを振ったマーラーの5番のリハーサル、というのも風呂上りに録画したのを見てたのだけど、やはりなんだかすごいもの見たぞ、感がありました。細かいところから解釈を共有して練り上げてくのですけど(冗談抜きで百回以上聴いてる曲でよく知ってるはずの曲なんすが)どういう解釈で、どういうふうに弾いてたのか、ってのがよくわかりました。下品な言い方が許されるならそのリハーサルはそれこそ本番前の熱の入った巧い前戯みたいなもので、反応するオケの音が深くなって違ってきてますし(完成した曲はどこか少し病的なんすが)聴いてるこちらの頭の中に意図がスムーズに入ってきました。べつにオケの人間じゃないからそんなもん入れてもしょうがないのだけどやはりさらう意味でもう一回チェックするつもりです(そんなことしてるから未視聴のry)。


深く知る、ということと、妥協してはまずいところでは妥協してはいけない、っていうのはやはり重要なんすね。やはり書くとどってこと無いのですが、つきつめることが難しそうなことを見せられちまうと、なんだかすごいな、と思わせられました。なんだか小学生の感想文みたいですが。