ストレス回避(加筆あり)

目の前に「やらなければならないこと」というのが滞貨すると、ストレスフルというか、めんどくせーなーとつぶやきながら本気でやる気を失くして放置したくなるのですが、それをしたらさらに事態が悪化するので、さすがにそんなことはしません。なんで滞貨するかはようはこなすべき仕事量と、能力不足からくる消化する速度とが異なるからでしょう。眺めてたってどうしようもないしつべこべいわずに地道になんとかしようとしてるのですが。


ずっとめんどくささを抱えながら生きてくのはしんどくて、でもって、そういうときは人間って本能的に一時的に退避するのかもっす。受験生のときに物語に飢えていたって書いた記憶があるのですが、ようは歯科の待合室の漫画に妙に熱中するのとおなじのようなもので、目の前のなにかをいったん忘れて目をそらして、覚悟を決めたり頭の中を休ませてたのかもです。大人になったら音楽とか水泳とか写真とかレパートリーが増えたってことにすぎないのかも。ずーっとしんどいことを見つめ続けてたら気が狂っちまうわけで、目をそらすきっかけをそばに置くってのは大事なんかなあ、という気もします。目をそらすきっかけは今回はテレビの庭園だった、ってことになるんすけども。


目をそらして頭を休めて気力を養って、まだできるんじゃないかっていうつらの皮の厚さに裏打ちされた妙な自信が、なんとかしようとしてる原因かもっす。
とかかくと息抜きのあいだに仕事してるような、お気楽サラリーマンの正当化のためのたわ言のように聞こえてきますが、実際たわ言かもしれません。