手袋の左ばかりになりにける

酔っ払ってるとき・眠いときに無造作にメガネをどこかへ置いてしまう癖があって、横山やすし師匠じゃないっすけど、目覚まし時計を止めた後にメガネはどこだー、って探すハメを何度か体験してます。これはまずいと思ってメガネスタンドを必ず目覚まし時計のそばに置くように心がけるようになりました。
冬になるとどこかへ行ってしまうのが手袋です。いや、手袋がどこかへ歩いてくわけではありませんから、どこへ置いたか・しまったか判らなくなるのです。今朝はよりによって片方(左)だけでてきて、もう片方(右)を限られた時間内に探し出すことができませんでした。これが靴下とかなら(私は同じ色の靴下をまとめ買いしてるので)別のを引っ張ってくればいいのですが、手袋はひとつしか買ってなかったので仕方なく無しで駅まで自転車通勤。ここのところ東京都西部は毎朝冷え込んでて、さすがに骨身に沁みます。
整理整頓を心がけてるものの持続するのが私にとってはいくらか難しかったりします。手袋が無いと困るのでとりあえずさっき帰りがけに無印へ寄って買って帰って来たのですが、実は去年も右だけ無くしてるんすよ。「手袋の左ばかりになりにける」という正岡子規の句って、いまの私にとってリアルっす。