死体損壊罪ってのがあって、死体を物理的に損壊すると犯罪です。
はてな内でほんとはどこかロマンティックな「どっちかが死んだら残ったほうが一方の肉を食べる約束」という趣旨のエントリを読んでてあー死体損壊だよなー、としか思いつきませんでした。夢のなさを恥じるのみです。でも改めて考えるとそういう約束ってなんとなくわかる話だよな、と思いました。
阿部定事件というのがあって事件そのものは殺人の末、相手の身体の一部を自分のものにした事件なんすけど、やはり死体損壊でも起訴されてます。かつて偶然リンク先に紹介されてて検察調書を読ませてもらえたことがあります。そこまでするかどうかは別として、執着がまったく理解できないわけでもないです。相手のからだが自分だけのものであって欲しいという独占欲はこれもまたなんとなく理解できないわけでもなかったり。
