書くと悩みもなんにもないお気楽な人間に思われちまいそうなのですが、横になってだいたい5分もしないうちに寝てしまうことがほとんどです。わりと地震の30秒前に目が覚めるのですけどめんどくさがりなのでいつも「本棚が倒れてから起きよう」と決めてて本棚を観察し、本棚は倒れないようにはしてあるので本棚が倒れることもなく、もう大丈夫かな、と再度眠りについてしまうことが多いです。仮に夜中に大きな地震があったあとに数日更新がなかったら、そのときはお察しください…って書きたかったのはそんな話ではなくて。
「ほとんど」と書いたのは例外があって、ここ数年、晩冬から春にかけてが多いのですが真夜中にふと目が覚めることが増えています。毎回目覚まし時計を確認して「なんだまだ朝じゃないのか」と、またすぐ深い眠りについています。地震直前以外で真夜中に起きる理由がほんとわからなかったのですが。
話がいつものように横に素っ飛びます。
残念ながら今週、花粉が都心部も多摩も本格的になってきちまったようで、勤務先で花粉症の同僚がくしゃみをしはじめ、くしゃみはないものの私も目がかゆいので念のため花粉症の薬(アレグラ)を飲んで一晩だけ寝ています。その夜久しぶりに真夜中に目が覚めました。翌朝「真夜中の目覚めはもしかして花粉症の薬が関係するものなのか」と疑いだし、使用上の注意をよく読んでみると副作用に「悪夢」の2文字を発見し、ああそういうことか…と、なんだか妙に腑に落ちています。おそらく直前まで悪夢を見てて起き、起きた途端にすべてを忘れ、結果として内容を当人がまったく覚えていないのはまぐれ幸いです。夢の内容を覚えてないのはいまにはじまったことではなくて、夢精があったときもどんなヘヴンであったのかについて、悲しいことにちっとも覚えていませんでした。
内容をちっとも覚えていないものの悪夢を見ることがわかってしまったのでアレグラの服用に若干の躊躇があります。でも花粉症にはアレグラがいまのところいちばんラクなのも確かです。ついインセプションみたいな「夢をコントロール出来たら」などとSFっぽい願望が頭をよぎるのですが。