忍の一文字

花粉症がしんどいのはいつくしゃみがでてくるかわからないところで、鼻がむずむずするんだけど、いかんともしがたい状況が続くところです。鼻の中で触ってほしくないところを伝えたらわざと触ってしまうようないうことをきかないいたずら好きな小人さんが鼻の中にいて、めいっぱい遊んでるような。その間、くしゃみを抑えることと鼻にいくらか意識が行っちまい、気が散らないわけでもありません。だから会話をしていたら、少しおざなり気味にならないわけでもなかったり。
髪を切ってもらうときに相手は刃物を持ってますから、なるべくくしゃみを抑えるようにしてるのですが、平気の平左な顔をしてむずむずを抑えるのもけっこう忍耐が要ります。そのせいか・そのせいじゃないかはわからないけど、もしかしてオツカレですか、と声をかけられた。髪を切ってもらってる人にはなんとなくうそがつけないので「ええ、いくらか」と答えたものの、なんだろ、確かに花粉症の時期は疲れが増すかもしれなかったり。ことしは寒かったので忘れずに春が来るのはありがたいっすが、いまは忍の一文字で、できることならスギ花粉の早期の収束を願うばかりなんすけども。