時代に取り残される(その2)

麻雀を一切やらない人間なので、「てんぱる」をちゃんと理解してるか怪しいところがあります。状況の連絡受けて「てんぱってます」といわれると「大変なのかな」ってのを推測できますが具体的というかほんとのところはよくわかりません。麻雀を知らないので「てんぱった」ことがないからです。
よく使われる「心の闇」ってのもどんなものかわかりません。付き合ってた相手の結婚式の二次会で新婦のドレスを無意識に踏んづけたことがあるのですが、仮にこの行為を心の闇って言葉で片付けられたらどんなに便利なことか、と思いつつ心の闇ってのを覗いたことがないのでわかりません。どすぐろいのかなあ。

「癒し」ってのもよくわかってません。「癒しの四国」という表記をみて、どういうことなんだろう?って考え込んじまったのですが、たぶんそう表記した人の感覚をあらわすことばで「癒し」がどういうことなのか、ってのは関係ないのかもですが。
たぶんこういった表記ってなにを表すかなんて問題ではなくて、気分や状況を「漠然と表す言葉」「簡単に表せる言葉」なのかもっすけど。でも正直意味がよくわからないので、読んでるうちに躓いちまうのです。


あたまが悪くて(性感帯以外は)感覚が鈍い人間なので最近言葉がどんどんブラックボックス化してて、なんとなくはわかるけど「どういうことなんだろ」って引っかかっちまうことが微妙に増えました。
いろんな人がやってるのを知ってはいるし「ツイッタ」に興味がないわけではないのですが、ただでさえよくわかってない言葉が増えつつあって、そのうえ、何かを言葉に表す・言葉から意味をとる、ということが前から器用ではないのですごく難しくて躓きそうで、なおかつ伝えたいことを限られた字数に要約することがわたしにとってはひどく難儀なことなので、未だ手を出せずにいます。「あー、時代から取り残されてるなあ」っていう感覚はあるんすけども。
手を出す前から巧く使いこなせそうにないかも、っていう食わず嫌いは良くないってのは承知してるのですけれどどうも臆病症がぬけなかったりします。