謎1

東洲斎写楽が誰だかわからない謎の人、っていうミステリは後世の私のような軽薄な人間からすると想像力をかきたてられて楽しいのです。
が、先方から会釈をされてこちらも頭を下げたあとあれれー誰だったっけかな、なんてことがたまにあります。今日もそんなことがありました。向こうはこっちを知ってるっぽいのですが、こっちはまったくわからない。そういう「だれだかわからない謎の人」とあったあとはもやもやします。なんというか、クイズ番組を見てて途中に電話がかかってきて、答えを見逃しちまってわからないときのもやもやに、すごく似てるんすけど。
答えがわかんないって、心かき乱されます。