はてなのお題が「秋の新番組」なのでのってみます。
ブラタモリが復活するかなとどこか期待してたのですがそれは叶わなかったものの、以前パイロット版を見てて続けてくれないかなと思ったNHKの土曜午後11時半の「妄想ニホン料理」を観ています(ただし録画ですが)。毎回「いなりずし」とか日本固有の料理の簡単な説明をもとに海外のシェフに想像して作ってもらう・金沢の「べろべろ」などの特定の地方の郷土料理を他県でつくってもらうものです(「べろべろ」は寒天の中で黄色い溶き卵が固まっているもの)。
最新の回は「がんもどき」で、肉ではないガチョウににせたものという説明のほか「弁当に入れると悲劇になることがある」という説明がかなり罪作りだったのですが、目からうろこだったのはガチョウの食感に似せるため卵でポーチドエッグ状のものを作ったあとにそれにパン粉につけて揚げるというオーストリアのシェフの工夫で、卵嫌いなので真似するかどうか別問題なもののテレビの前でちょっと唸りました。
料理が嫌いじゃないのでつい見入っちまうのですが、より良いものを求めてああでもないこうでもないという工夫・試行錯誤というのはちょっと興味深いです。