恥ずかしさ

妙に頭の中に特定のメロディがこびりついてしまってたまにそのメロディを口に無意識に出してるときがあります。誰もいないときなら良いのですが、誰かが聞いてたとき、ものっそ恥ずかしかったりします。人気の無い誰もいないと思ったロッカーでジャニ系の歌詞を口ずさんだら壁の向こうに誰か居たみたいで「うわー」となっちまったんすが。

他人の行為にも恥ずかしさを感じるときもあります。たとえばわざわざ物陰に隠れてキスとかいちゃついてるカップルを偶然通りがかりに発見したとき、何故か発見したこっちが恥ずかしさを感じて目をそらしたことがあります。でも冷静に考えればこちらが動揺するのは微妙に変かもしれません。
堂々としてればいいはずなんすけど、しかしそれがなかなか出来ないです。見ちゃいけないものを見てしまったというちょっとした罪悪感と、たぶん他人が誰も見てないかもと勝手に決め付けて物陰でキスした過去の記憶がよみがえりあれも誰かにばっちり見られてたのだろうか、っていう動揺が堂々とできない原因だとおもいます。つか、周囲が目に入ってなくってキスする相手しか見えてない確率が高いんすよね。
えてして他人を意識してないときに恥ずかしい行動って無意識にとっちまいがちだと思います。書いてて気が付きました。気をつけなきゃ。


恥ずかしいっていう感情とか恥ずかしい行動が無いってのはたぶんロボットぐらいなもので、それが無い人間って、たぶんつまらないのではないかなーと思います。もっとも自分自身は恥ずかしがりたい、とは絶対おもわないっすけど。
自分が恥ずかしがってるときっていてもたってもいられないのですが、親しい人が恥ずかしがってるときってなんかこう「うわーこんなとこあったのか」と素を見せてもらってる気がしてお徳感があります。ほんとは見て見ぬ振りのほうが良いのですが、そういうときに限ってまじまじと見てしまうのが我ながら下品だな、と思います。