円安状況下の蕎麦のこと

これからバカにされそうなことを書きます。

その店にお世話になってるわけではないのだけれど勤務先がある街の蕎麦屋には店の前に揚げ茄子おろし蕎麦の価格が書いてがあります。以前は390円だったのがいつの間にか420円になっていて、そういや蕎麦粉は輸入に頼ってるのなら昨今の円安でそうなるよな、などと腑に落ちていました。

いま住んでいる街のヨーカドーではチルドの蕎麦とうどんが同じ値段で売っていて、都心部蕎麦屋が値上げしてるのにダイジョウブなのだろうか?などと変な心配をしていたのですが、昨夜なんの気なしに容量を確認するとうどんより蕎麦のほうが30グラムほど少ないことに気が付きました。今夏はステルス値上げに気が付かずに大根おろしの蕎麦をたべていたわけで、おのれの鈍さに若干の悔しさがあります…ってそんなことはどうでもよくて(よくないかもしれない)。

おなじ輸入に頼ってるにもかかわらずうどんは蕎麦より高くなってないのはなぜか?、もしかして(国が一括して輸入してるのだけど)小麦の売渡価格を意図的に制御してるのでは?と検索するとやはりそうで、少し前の記事がヒットしました。確かその記事を読んでいたはずなのですが、すっかり忘れていたようで。円安の悪影響を和らげるためにパンやお好み焼きにも使う小麦の値上がり幅を抑えるという理屈は頭では理解できるのですが、腹の底では蕎麦派もうどん派も法の下では平等のはずなので蕎麦粉も加えてほしかった感があります。

もしもうどんが自由に食べれなくなったりしたら香川では人民革命が起きるのでは?と村上さんが書いてらしたのを以前はてなで読んだ記憶があるのですが、人民革命を起こして蕎麦の値段が下がるのならば志願して革命軍に参加するハラではあるものの、人民革命の兆しも残念ながら(…残念ながら?)無さそうなので、蕎麦好きとしては財布と相談しつつも若干背伸びしながら蕎麦を買う予定です。