桔梗屋の罠にはまる

少し前から個人的に株をひきうけてる小さな会社があって株主総会がありました。無配当継続中の、天候に左右されるとことがないわけではない中央東線の高尾より西にある小さな会社です。去年の8月までは惨憺たる数字で、しかし9月以降持ち直しててまだ希望が持てる決算だったんすが、景気回復っていつまでたっても道半ばなのではと(経済音痴のくせして)実感しました。

帰り道に桔梗屋信玄餅を買って東京に帰ってきました。小さいころからよく知ってる味で飽きてるはずなのに中央東線で出かけて見かけてしまうと「懐かしい」と買ってしまうおのれの行動を「桔梗屋の罠にはまる」と勝手に名付けてます。信玄餅自体は求肥加工した餅にきな粉がかかっててそれを黒蜜で食べる和菓子です。たいていきな粉の分量が黒蜜より多く持て余し、かといってきな粉だけ喰うのもなあと思ってもったいないなあと思いつつ捨てちまう後悔も込みで、桔梗屋の罠です。今日も桔梗屋の罠にはまりました。1年に1回あるかないかなので、甘い罠だしいいかなあ、と。