営団地下鉄のマナー啓発ポスタに「うちでやろう」ってのがあります。毎月テーマが決まってて、今月は「松葉杖をつかう人の前で席に座ってるカップルのいちゃいちゃ」です。確かにけが人には席を譲るべきであろう、ってのはあります。あとはいちゃいちゃなんすけど、怒られそうなことをいうと「公共の場所でいちゃいちゃしてるカップルの何割かは仮面のイケメンか別嬪さんでパートナーを見せびらかしたいからいちゃいちゃするんだけど、ほんとの色男や別嬪さんってのは見せびらかすということを考えないしそんなことしたら嫉妬されるだけってわかっててそこらへん弁えてるから公共の場所ではいちゃいちゃしてないっすよ」と、昔勤務先の観察眼鋭い後輩から指摘されたことがあるんすけど、当たってるよなーと思うこともあります。別に電車内ではいちゃいちゃしたらいけないわけでもないのでしょうが見せびらかしがいちゃいちゃの本質じゃないとするならば確かに公衆の面前でやらなくてもいいはずです。人目を気にしろ、いちゃいちゃは家でやれ、ってのはまったくわからないでもなかったり。で、何ヶ月か前は車内で化粧する女の子でした。正直、なんで電車内で化粧をしたらいけないのか化粧しない人間なので正直いまだによくわかってないのですがどうもそこにいる人の「人目を気にしない」ってのがダメらしい。
たぶん、以前に比べて「人目を気にする・気にしない」「うちでやろう」ってのがずれてきてるのだろうな、とは思います。
以前ほど「うちでやろう」ということにこだわらず「人目を気にしない人」が増えてきてるから、メンズのインナーなんてものを大丸は一階に飾れたのだとおもうのですが（インナーの趣味なんて個人的営為の最たるもので人前で語るのはどうよ、っていう意識がどこかあったと感じるのです←でもこれは私が性にかんすることにはどこか保守的でクローゼットだからそう感じるだけか）関係ありそうで、けど、ないかもしれません。
