自分が女性だったらよかったのにな、ということを考えたことがないわけではないのですけど、女性になりたいとかそういう志向はなかったりします。柔らかい胸が有ったら惹きとめることができたろうか?なんてことを考えても、本心から胸がほしいとは思わなかったです。女として扱って欲しい、なんてことも考えたこともない。男でありたいってのがあります。で、どこか女装する人の心境ってのは理解できないところがあります。小さい頃、上野駅の広いコンコースで、何度か、金髪のかつらをつけている黄色いワンピースの明らかに異形の女性に見えない女装の男性というのを見かけどこか恐怖感を覚えちまい、で、大人になって、名古屋から新幹線に乗って帰京するときにも恐怖を覚えなかったけどやはりかつらなしで若いけど白いワンピースで女装してるあきらかに男性という人がそばにいて、確か両方とも言葉も女性言葉だったのですがちょっと強烈で、その印象が強すぎて自分の中では女装する男性ってのは必ずしも恐怖ってのもないわけではないけどどちらかというと「ちょっと避けたい」というサンプルになってました。以降、オカマというとその男性ふたりを連想するようになりました。なんでそれが「避けたいもの」なのか、正直いって明確に説明できないです。女装することによって、たぶん仮の自分を解放して、ほんとにしたいことをしてるのでしょうけど、それはわかりつつも、どこか女装というのに抵抗があります。根源は何か?っていわれても巧く説明できないです。誰にでも男としてのカッコよさがあると思ってて、それを捨ててしまった人を見て、否定されてる気がするからなのかもだけど。
いわゆるオネエキャラの人たちを見るたびに、居心地の悪さを感じるのですが、どこか共通点がある気がしてならず、しかし、説明が巧くつかないのです。