第一波の頃から住んでいる街のイトーヨーカドーは地方の支援のためか、滅多にお目に掛かれない地方の食品を東京に持ってきて販売しています。例えば魚のすり身に唐辛子が入ってる島根の赤天ぷらというのをコロナ禍になってはじめて知り、買って魅了されたのですが、残念ながら東京への出荷は一回こっきりだったっぽく、二度とお目にかかっていません。
やはり同じような支援だと思われるのですが、博多のふくやの「めんツナかんかん」という缶詰を以前買いました。ツナフレークに明太子の粒と調味液が入っているもので、面白そう…と手をのばし、炒飯に混ぜています。他にもイケるんじゃ？と考えてもう一度探したのですが既に売り切れてて、赤天ぷら同様にしばらくお目にかかっていませんでした。
ところが。
食パン等を買いに寄った際に何気なく目にした投げ売りのコーナーになぜか「めんツナかんかん」があり、あわてて買い占めています。一缶定価398円の3割引きで決して安くはありません。レシート見ながら、でもほら、もしかしたら第7波来ないかもしれないしだとしたら東京では手に入りにくくなるかもしれないし、買うことで福岡県の経済に寄与することになるし、などと机上の空論じみた言い訳じみた言葉が脳内に浮かんできたのですが。
ただこれで、なに作ろっかな？という小さな楽しみが増えました。小さくてもモチベーションを上げるための贅沢は敵ではなく、素敵のはずだと思うのです（異論は認める）。
