メガネを新調しました。
メガネ男子っていう本が流行ってるというのはうっすら知ってはいて、丸善で本自体は売っててなんべんも見かけたのですが手にすることはせず、勤務先で具体的名前を聞いてほほーなるほどなー、とは思ってたんですが、突き詰めればそこにあるのはメガネをかけた男に魅力を感じるか否かってことなんだと思います。自分のモノサシで魅力がないかどうかとかあれやこれや批評するのは源氏物語の世界から誰だってやってるわけで普通です。で、この本は公然と品定めしてるわけで、売れてるということはそのモノサシが支持されてるんでしょう。かつては、男子たるもの外見に左右されるのは軟派だ、みたいなところがあったとおもうのですけど、ところが、男子という言葉をつかいながらもそういう硬派なところがメガネ男子という言葉や対象にはどこか感じられません。女性から見た外見からのモノサシだからあたりまえかもしれません。その、外見的なところに魅力があるか否かってことに選別の基準があるのでしょう。魅力があるっていう言葉が硬すぎれば、やはり「萌える」と言い換えたほうがわかりやすいかもしれません。
- 作者: ハイブライト
- 出版社/メーカー: アスペクト
- 発売日: 2005/09/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ただ最近「媚び」っていうことを頭の中から拭い去れなくて、他人に媚びるというか、わざと好まれることまでして魅力的になる必要があるかってことを考えちまってるのです。どこか、素ではないところで勝負してるわけで。もっとも外観的に相手が自分のために頑張ってくれたり(それは恋人が頑張っておめかししてくれたり男女のカップルなら女性が化粧したり)とかは嬉しいんですけど。
ただ、誰かに媚びてまで迎合する必要はないっていえばない。そう考えて流行を追わなくてもいいんじゃ?なんてこともちらと頭をかすめたんですが。
しかしながら、メガネって、モノによってはほんと印象変わるので、いくつか試着して迷っちまったってのもありますが、自分のセンスで選べばいいやんってのは正論なんすけど、しかし、やはり、なんか不安で他人のモノサシを気にしちまっていまふうのメガネ男子っぽいメガネを買っちまった小心者がここにいます。