仕事の上で厄介事を事前に摘むという意味で、きちんとしたいことがあります。細かいといわれればそうなのだけど、いざというときにそれをやっておいたほうが絶対良いものであって、しかしそれが簡単なことなんだけどけっこうおざなりにされてしまう。丁寧にそれなりの敬意を払って年上の人相手にこちらの考えを伝えてお願いを何度もしてるけど知らぬ間に無視というか元どうりになってしまっていて、何度も同じことをいう羽目になる。その指摘をするたびに恐縮されるし、こちらもおそるおそる関係を壊さぬよう、訂正をお願いする。だって、何事も起きなければそれは確かに結果オーライなんだけど、いざとなったら血が流れるのは私なのだ。テキトーにすることができない。結果オーライならいいじゃないかという先方とそれを受忍できない私との考え方の相違といえばそれまでなんだろうけど。
なんといえばいいかわからないけど、そういうとき焦燥感というかやりきれなさというか、年上の人に対するうっすらとした不信感がどうしても拭いきれないことがあります。自分自身に信用が置かれてない可能性もあるかもだけど。


もちろん年上でもきちんとした人は世の中にはいるんだけろうど、たぶん年上の人はどこの世界でも全般的に年下に対してはどこか何割引かして聞いてしまうところがあって、額面どうりには受け取って貰えにくいだろうし、個人的体験だと扱いがぞんざいと感じさせられることが何度かあって、誠意を見せたりどんなに頑張ったとしても対等はなかなか難しいのかなと思う。もどかしい覚えをしたことも何度かあるんですけど。


いざとなったら年をかさに、とか、どこか年下は御しやすいと年上の人は考えてるんだろうことは容易に想像つくのですが、年上でもおめでたい人はいて、過去の経験から「○○はこうすれば動いてくれる、何かしてくれる」とか至極単純に考えてる人(たぶん、過去問とかを必死に覚えて解法や公式を覚えなかった類の人)はいて、ああ、こういう人なら出し抜けるよな、と思うと同時になんだか憐れみの念を抱くことがあります。ただホントにそういう手合いにはひたすら近寄りたくはないです。



年上だからって気を使ったり必要以上に媚びなきゃいけないのは、しんどい、と感じることも有ります。ただそれを感じさせない人がいて、そういう人は器の大きい人だなと思うしすごいなと思わされるし、ああなれたらいいなという目標にはなってます。近づけたらいいんですけどねー(遠い目)