ロッククライミングとかだと三点支持といって、必ず一つは遊んでる自由なポジションを作ります。そうしないと危険だからです。卑怯なのかもしれませんが、私は逃げ場が欲しいようです。ようは、自由になるポジションですね。たぶん人間には、逃げ場が必要だとおもうのです。きつい岩登りみたいな、がんばってるときとか、つかれてるときは、です。
私の逃げ場はここ数年、付き合う前から知人のところでした。で、いまでも迷惑かもしれないけど、逃げ場としてなんか頼ってる気がします。まずいかな、と思って自主的にこちらからメールを送らなかったりしたのですが、今週はじめ、ためしに送ったら電話が来た。で、まだ、逃げ場はあるんだってか、空けておいてくれてるんだな、と、なんか有り難かった。厚意が身に沁みます。最近。
私はその代わりに誰かをいつか、そういうふうに支援することができるだろうか、と考えて、自己嫌悪に陥る。そこまできないかもです。あ、ちがうか、比べるのが間違っててそういうことができる奴だからこそ、未だに踏ん切りがつかないのかもしれないです。