柏の葉へ行く

土曜日の午後、柏の葉の東大の宇宙線研究所とカプリ数物連携宇宙研究機構の一般公開に行っていました。ある程度は最新の動向を把握していたつもりなんすが途中で止まってて、ニュートリノについてやダークマターの展示も観てきました。第一線の研究者が目の前にいて、在野の人間が素朴な疑問を投げて出来うる限りの説明して、なんてのをきいてるとあっという間に時間が経過しちまったんすが。
知ったところで明日なんの役にたつわけではないけど物理や宇宙の最先端の話はわくわくしませんかね、しないかもですが。

カプリ数物連携宇宙研究機構の研究所で興味深かったのが毎日3時になると手を休めて必ず食堂というかホールに集まり、飲み物やちょっとしたおやつ代わりの食べ物を片手に(おそらくもぐもぐしながら)交流しなければならないシステムになってて、そこでは年齢や役職や身分は関係なく今抱えているテーマをほかの人に紹介したり助言を得たり質問したり、というのがずっと続けられてるのだそうで。研究職ではないのでそれがあたりまえのことなのかどうなのか正直わからないのですが、研究所内の研究者の方が在野の人間の質問であってもどちらかというと質問の意味を汲み取ろうとしながら出来る限り正確にわかりやすくねばり強く誠実に説明をしようとしていた理由がちょっとわかった気がしました。でもって、研究所って研究するところなんだけどそこに居た研究者の方々をみて、なんだろ、人としてこうありたいな、というのをちょっと垣間見た気がしました。