宮仕えしている限りはやむを得ないのですが、しちめんどくさい状況に陥ることがあります。高圧的な相手とねばり強く交渉をしつつこちらの主張をどうやって通すかということに苦心してて、どこにどう着地させるべきか迷いつつ、そのうち高圧的な相手の下にいる人からアプローチがあって連絡を取ってほどほどの妥協点を探したりとか、2013年ころはそんなことをやっていました。
その頃テレビであるとかあちこちで流れてたのがAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」で、歌詞の中に

未来はそんな悪くないよ

っていうところがあって、でも聴いてるこちらはしんどかったから「ホントかよ」とこっそりツッコミを入れてました。
正直に書くとAKB自体にはあんまり興味がなく、たとえば指原さんという人が誰だかよくわかっていません。でも「恋するフォーチュンクッキー」はメロディがなんだか記憶に残りやすかったのか、2018の紅白を聞き流しながら正月の準備というかヤツガシラを下茹でしていたのですが、ほぼそらで歌えました。と同時に、メロディって昔の記憶を数秒ふと引っ張り出すっていうか、ヤツガシラに目線を向けていたはずなんすが、でもいまそこにない2013年のしんどかった日々をちょっとのあいだ、みていました。
なんだろ、メロディって急に過去の記憶を呼び起こしたりしませんかね、そんなことないか。