10日後がわからない世界

毎年ではないけどこの時期になると阪神電車の色が新聞をにぎわすことがあります。阪神は特急などは暖色系、各駅停車は寒色系の車両を使用して乗客をさばいているのですが、最近は特急などに使われる車体はオレンジ色で、それが巨人を連想させるのでは?と株主総会で発言があるとそれが新聞に載るのです。会社法314条において、会社は総会で株主から質問があったら建前は答えなければならないし株主にも会社に対しての質問の権利が与えられてるので、その問答がよく繰り返されます。って、虎党ではないのでこれくらいにして。

株主になってる小さな会社のひとつが山梨にあってそこから総会の通知が週末に来ていて、上記に書いた株主の質問権を奪うことになるので総会へ「来るな」とは会社側からの文書には一切書いていないのですが、このご時勢なので総会への出席ではなく書面での議決権行使を前提に文面が練られてありました。総会予定日は今月下旬で、うまくいけば県をまたいでの移動がOKになってるはずで、でも東京アラートの出てるいまより状態が悪化してたら外出自粛再要請・他県移動自粛継続になるわけで、10日後どっちに転ぶかシロウトには判断がつきません。株主総会会社法上しなければいけないことですが、その出席が不要不急か?自粛しなければならないものか?と云われると、遊びではないけど+質問事項があっても迷うところで、質問には目を瞑って書面での議決権行使をするつもりです。

月並みなことを書くと、新型コロナ前に戻ることはないかもしれないと理解していたつもりでいても、なんだろ、想像してなかったところにも影響があるのを目の当たりにすると・10日後がわからない世界に直面すると、やはり疫病って厄介だなあ、と思っちまったり。