お酒の失敗

転機の話を引っぱります。
記憶に間違えなければお酒をはじめて酔っぱらった記憶があるのは高校生の高3の頃で、高校の先輩が入学した都内の大学の学祭で氷を入れた水といわれて出されたものが氷を入れたおそらく焼酎で気がつかずにぐっとのんで、博多華丸師匠いうところ「のどごしサプライズ」ののち、はらわたに染みわたり、若干ふわふわになったのを覚えています。そのとき出されたのがなんであったのかは今となってはわかりません。でも甲類焼酎のなにかだったはず。以降、酔っぱらっては醒めたりを続けています。
人間の身体って不思議なものでハイボール1杯で酔っぱらう時もあればハイボール1杯ではあんまり酔わないときもあります。あんまり酔っていないつもりでいてこれくらいはダイジョウブであろう、と思って失敗したこともあります。前にも書いたことがあるのですが、なにを呑んで酔っぱらったかは覚えてないけどともかく酔っぱらってホテルに行って先にシャワーを浴びさせてもらってシーツにくるまり、しかし相手がバスルームからでてくる前にそのまま寝てしまい、気がついたら朝で全裸で土下座をしたことがあります。「子供みたいにすやすや眠っていたので起こすのが忍びなかった」そうでそのまま添い寝してくれてたんすが・苦笑いしながら許してもらったんすが、たぶんお酒の呑みかたが大人になり切れてない子供だったんだと思います。
「酒は呑んでも呑まれるな」ということばの意味を理解したのと同時に「愚者は経験に学ぶ」といいますが私はこの経験を転機にある程度節度のある呑みかたをしています。幸いにしてお酒の席の失敗はありませんし、もちろん全裸で土下座はそれ以降はありません。
とはいうものの

この2連休の間に球磨焼酎ハイボールを呑む機会があったんすけど「この焼酎を買って節度なく呑んでみたいな」という誘惑がちょっとだけありました。そんなふうに経験にすら学ばない愚者になる瞬間があるので、やはりほんとのところはまだ賢くなれてないみたいです。