家飲みの話

お酒に強いか、というとそんなことはありません。酒の上の失敗は何度かあります。以前書いたかもですが錦糸町で呑んでいて新宿より西へ帰らなくちゃいけないのに気がついたら終電過ぎの横浜桜木町だったことがあります。いちばん致命的なのはお店でいくらか酔っぱらってホテルへ行ってシーツにくるまって待ってる間にそのまま寝てしまい、翌朝全裸で謝ったこともあります。
そういうお酒に強くないやつが誘われて家でお酒を呑むと危険なのは興に乗って話し込んだりすると終電に間に合わなくなることがあることです。ふと気がついて帰ろうとすると「え、帰るの?」とか「え、もうちょっと呑もうよ」と引き止められて終電の時間を逸し、朝帰りの経験もいっちょ前にあります、って書いてて気がついたのですが、おれが流されやすく意志薄弱なだけかもしれないのですけど。
残念ながらいまも強くはありません。それでも強いお酒にたまに興味を覚えます。去年、ブラタモリ首里の回で泡盛の瓶を振ると泡盛は泡が出る、それが泡盛の名の由来ということを紹介していました。お酒が強くないくせに泡盛に興味を持ってしまい、瓶を振りたいがために泡盛を購入しました。上を通過する人に振ったこと報告すると「バカだねー」と評されたのですが、評したほうも来た時にやらせろといって瓶を振り案の定泡が出るのを見て「おお」っていってるのですからたぶん愛すべきバカです。
はてな今週のお題が「家飲み」です。泡盛はアイスにかけたりしました。そんなふうに「家飲み」の利点は居酒屋ではできないことが実行できるところです。でもっておそらく「家飲み」の最大の利点は、バカがバレないのことではないかと思うのですが、どうだろ。