未成年が飲酒を禁じられるのはそれなりに意図があって、なんのことはない、未成年は判断が未熟で、酒との付き合い方が自分では判断できないからってなことを、大学生のときのバイト先のデスクに云われたことがあります(そばにおとながいるなら呑んでもええよ、といってバイト先で焼酎をこっそり飲んだことがある)。酒をたくさん飲んだらどうなるか、大人ならわきまえが有るはずで、そこで失敗しようがなにしようがてめえの責任なわけで、責任の所在はその人が所属する組織ではありません。飲酒によりトラブルを起こしてるひとが続出した組織では自宅外では飲酒をしないでほしいという激怒しながらトップが要請してて、公務ならいざ知らず、公務外にまで口を出すというのはなにを考えてるんだろ、と思ったんすけど。
そもそも自宅外で呑むのを禁止したってなんの効果もないです。失敗の研究というのはなぜその結果を引き起こしたかであって、酒で失敗したなら酒との付き合い方が未熟なことがあるわけで、「組織としてけじめをつけるために自宅外で呑まない」という経験をしたって次のステップにつながらないのでなんの意味もないのです。重要なのは大酒を飲んだらどうなるかわきまえがあるのにお酒との付き合い方がうまくいってない人がいてなぜうまくいかないかで、さらに深刻なのは仲間内や組織内で大酒を止めるひとが居ないという事実で、大酒を飲むというのはストレスフルなのかもしれませんけど、そのストレスフルな状態を放置してるほうが問題で、個人に負担がかかり過ぎてるか組織として負荷がかかり過ぎてるか・どこかうまく機能してないのではないか、と思えるんすけども。そこらへんから解決しないとどうしようもないんじゃないかな、と思えるのですが、どうだろ。ここらへん酒のみ・酒好きが云っても説得力ナッシングかもですが。