先のこと

三井記念美術館というのがあって(地震からこっち予定していた展覧会が事情があって中止になったりしてたんすが、そんななかで)三井で持ってる美術品の展覧会ってのをやってました。三井の品物だけで展覧会ができるってのもすごいんすけど、それは兎も角、そのなかに「東福門院入内図屏風」という屏風があって、二条城から御所に向かって行列が続くんすけど、烏帽子を取って汗をぬぐう従者なんかがいて、そうだよなー、昔だって暑かったろうな、暑さをがまんできないのがいてもおかしくないよなー、なんてことを考えてました(行列がいつごろであったかわからせるために描いたのかも)。美術品を見てそんな感想を持つほうがどうかしてるかもっすけど。

我慢できないほどではないにせよ今日もまた暑かったんすが、道路に街路樹があるとありがたいっす。たんに緑を増やそうってんでなく、そういう先のことを考えて過去の人が植えたのかもっすが。