○○なのにえらい

語り易いところを語るとどうなるかっていうと時として変なふうになります。
××なのに○○ってのは、褒め易いことばです。で、若いのにえらいね、なんてことをいうのを四国でよく聞いたのですが、冷静に考えると変な言葉でどこがえらいのかわからないのです。若くなかったらえらくないんかいな、と。自分の親がそういう○○だから偉い、っていう褒めかたをしなかったので(入院に耐えてえらかったねってのはあったけど成績が良くなったからえらいなんてのはなかった)よりそう思うのかもしれません。でもそのせいか、ききわけの良いから偉いなんて褒め方をされなかったから会社組織でイエスマンにならずに済んでますし、誰かを抱いてもきみは○○○が締りがいいから良いなんていわずに殴られずにすんでます。

語りやすい部分をクローズアップして相手を褒めたりするのって、時として、個性とか、それ以外の否定なんすよね。