事故米転売問題で、熊本県は11日、酒造会社「美少年酒造」(城南町)の日本酒について、事故米が使われたとみられる8銘柄の原酒を検査した結果、残留農薬の濃度は国の基準値を下回っていると発表した。鹿児島県も同日、同県内の西酒造日置市)などの原酒を検査した結果、カビ毒のアフラトキシンは検出されなかったと発表した。
(9月12日付読売新聞より転載)

咄嗟に気になったのはほんとに農薬とカビだけなんだろか、っていうことでした。北陸に「イタイイタイ病」っていう鉱毒の被害が激しかった地域があるのですけどそこは汚染があるものの他に土地を転用できずにいてしかし住民の生計保護のために稲作を続けていて、でも食用にまわす訳にはいかないのでたしか政府が糊加工用に買って卸してたはずなのです。こうなってくるとその米が食用に廻ってないことを祈るばかりなんすけど。

で、酒なんすけど残留農薬の害はあまりなさそうだから良いものの、美少年が取引先を信用してたらそれが事故米だったって言うのがなんともやりきれなかったりします。人を信用するってのはほどほどのほうがいいのかなあ、と思わされたのですが、人を疑ってかかれ、ってのもせちがらい気がします。顔見知りだと余計に疑いづらくなると思う。