そそる

スーツを売ってるところなんかで、あーこれは、と思うものをみると、どうしようっかなー、ってことをたまに考えます。でも、まず即買い!なんてことはないです。元来財布のひもが渋いのと、欲しいと思ったものってたいてい良いお値段だったりするので慎重にはなります。でも、やっぱり内心どこか欲しい。


慎重って言えば慎重なのかもしれませんが、ひと目惚れというのは対人では経験がありません。モノでもあまりないです。一目でなんとなく気になったり心惹かれることはあっても一目見ただけで好きになることってのはまずないです。
けど、「所有欲のようなもの」はあります。
魅力的と思えたモノなんかの場合は特にそうで、あーなんとなくこれ欲しいかも、なんてのはしょっちゅうです。自分好みの魅力的な同性や異性が目の前に現れても一目見ただけでは恋に落ちたりはしないかわりに、下品だけど「あわよくば一発やらせて」みたいな下心は内心ちょっとは考えます。一発やらせて、ってのは下品なんすけど「やらなくてもいいから一緒にちょっと触らせて」みたいな軽い執着です。もちろん現実に一発お願いしたりとか触ったりはしませんが。
魅力的な人やモノって軽く執着を引き起こすようなどこか手を出したくなるような「軽く、そそる」ものがあると思うのです。その「そそる」引き金は人によって違うかもですけど。


この「そそる」っての感情はどこから出てくるのかわからないけど、魅力的に思えた相手に恋が絡むとその対象に「なんだかわからないけどひどくそそる」ものがでてきて身を焦がすようなことになるのかな、と。