恥ずかしさの根源

寝てる顔ってどうも親しくなると観察対象になるみたいです。恥ずかしいと思えば何でも恥ずかしいのかもしれないし、恥ずかしさっていろいろな感情の終点にあるとなんとなくおもいますが、正直寝てるときの顔って見らてれるのが判ったときはなんだかこう、勘弁して欲しいと思ったことがあります。で、何で勘弁して欲しいかっていったら簡単で、睡眠中は自分の制御できる範囲内のことではないからです。変な顔をしたらどうしようっていうのと、制御できてないよそゆきでない素の部分なのでほんとは見られたくないってやつです。


ただ、途中で気がついたことがあって女性はどうだか判らないけど、男の場合気にいった相手がどういう顔をするかってのは興味深いのではないかと思います。つか、私はそうなんすけど。で、滅多に見せない自分だけしか知らないはずの顔ってのを、見たがるんではないかと思う。寝てるときの顔を見たがるってのはそこらへんから来てるのではないかと推測。
アダルトビデオで顔をよくアップにするのは可愛い女の子やイケメンが恥ずかしがったり素というか制御できないとどういう顔をするんだろう、ってのが、興味深いからじゃないかと思うのです。セックスのときも顔というか表情が制御が利かないことがあって、そこらへんを弁えてのことのはずです。


セックスって抱かれるほうはカエルの解剖みたいな格好や犬みたいによつんばいになったりしますし取り繕ってる暇はありません。抱くほうとて真剣なわりにはなんだか余裕のない変な?顔を見せることが多いはず(それを何度も見ちまったことがありますが)です。セックスって取り繕うことが出来ない制御しにくいことの塊なんじゃないかと思うことがあります。自分が制御できない部分が多いからセックスってはずかしさってでてくるんじゃ?なんて思うのですが。


その恥ずかしいという感覚があるからこそ、一日限りでも(もしくはそのときだけでも)どこか信頼感とか好意を持っている相手とじゃないとその恥ずかしいことを出来なかったりしたのかもしれませんけど。