わらびもちの話

わらびもち、というのがこの世にあるのを知ったのは、実は社会人になってからです。それも名古屋で独身寮に入ってた時期に名古屋駅近辺にわらびもちの軽トラ販売車がでてるのを見てからです。「チャルメラ」に似た節まわしで
「わーらびーもちっ」(間)
「つめたーくて」(間)
「おいしーいよ」(間)
「わーらーびーもーちー」
という具合にどこかもの悲しげに売ってるのです。名古屋ではメジャなのかもですが、もともと東京が長かったので和菓子を移動販売で売ってるのかとはじめてみたときは衝撃的でした。
もっとも名古屋の人が東京に来るとたぶん冬場の宇都宮餃子の移動販売にびっくりするかもですが。