昨日の続き

昨日のダイアリーについてですが、予想できることととして、まあ、面白いからいいんじゃないか、というのがあります。や、高沢たえこ女史を否定するつもりもないのです。嫌いではありませんし。たしかに、どうして男同士のマンガもしくは小説なのかというその必然性というのを問わず、面白ければいいじゃん、というのもひとつの手であります。ただ(中島梓御大と異なり、私は別にやおいの必要的構成要件?としてSMや強姦行為が必要とはおもわないのですが)中島梓御大の言葉をかりれば「明朗学園らぶらぶ」とか「男と男の新婚さんいらっしゃい」というのは御大と同じくなんかそれは違うんではないか?とおもうのです。
繰り返しになりますが、だって、相手が女性でも成り立つわけでしょう?



成り立たない例として↓

裸足のワルツ (あすかコミックスCL-DX―タクミくんシリーズ)

裸足のワルツ (あすかコミックスCL-DX―タクミくんシリーズ)

わかりやすくて安易で恐縮ですが、このタクミ君シリーズというのは葉山託生という人物のギイによる人間性回復みたいなのが当然サブテーマとしてあるとおもうのです(泉もか?)。ギイじゃないとダメ、というのがわかります。
あ、誤解していただきたくないのは暗いテーマが必要だ、というわけではないのです。

純情ロマンチカ (6) (あすかコミックCLDX)

純情ロマンチカ (6) (あすかコミックCLDX)

新刊でましたね、まだ買ってません、じゃなくて、これも実はウサギさんの生への執着なのかなと(苦しいこじつけか?)美咲が葛藤するのが救いというか、面白くて読んでるのですが。

主演男優賞 (ダリア文庫)

主演男優賞 (ダリア文庫)

ほぼえみこ山さんの月光オルゴールと同じですが、テーマとして家族というかどうやったら人との関係を構築できるか、ということなのかなあ、と。難波の葛藤というか心理描写がすごい巧いのですが、新刊マダー?

以上、少数派仮性腐男子の妄言でした。